2012.12.08

もう勝利しか許されないレアル、2連勝中のバジャドリードに挑む

 火曜にはアヤックスに4‐1と快勝し、2位ではあるがチャンピオンズリーグ・グループリーグを通過して、来年2月までは国内の戦いに専念できることになったレアル・マドリード。前節ではアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”でも勝利し、首位バルセロナ追走に本腰を入れるキッカケとはなったものの、ベティス戦で敗れて以来、11に拡大した勝ち点差を減らすためには、とにかく地道に白星を積み上げていくしかない。よって、今節は昇格組のバジャドリード相手とはいえ、決して甘く見てかかれない試合となる。

 今シーズンのレアル・マドリードはアウェーでの7試合に3勝1分け3敗という、決して芳しいとは言えない結果を残しており、今回の試合もバジャドリードのホーム、ホセ・ソリージャでの開催。更に相手はこのところ2連勝と好調で、順位も7位まで上げてきている。前節のセビージャ戦ではレギュラーCBのヘスス・ルエダをひざの負傷で失ったバジャドリードだが、ミロスラフ・ジュキッチ監督も「彼らはボールを相手に持たれることに慣れていない。うちがボールを奪って保持すれば、打撃を与えることができる」と勝利に意欲的だ。

 もっとも最終的には守りを固めて、ドイツ代表MFメスト・エジルや同代表MFサミ・ケディラと共にU‐21ドイツ代表として欧州選手権を制したMFパトリック・エベルトや、今シーズン7得点を挙げているスペイン人MFオスカル・ゴンサレスらのカウンターに頼ることになるだろう。

 対するレアル・マドリードは、先週の国王杯アルコジャーノ戦でスペイン代表DFラウール・アルビオルが負傷したのに続き、アヤックス戦でもポルトガル代表DFファビオ・コエントランがハムストリングを痛めて途中交代となるなど、守備陣に多少の懸念が残る。ブラジル代表DFマルセロは年明け以降の復帰予定のため、再び10月の代表戦後と同じく、左SBの人材不足という状況が生じている。以前はガーナ代表MFマイケル・エッシェンを充てて乗り切ったジョゼ・モウリーニョ監督だったが、今はその当人が負傷から回復したばかり。代わって、その時は信頼をあまりされていなかったカンテラーノのスペイン人DFナチョ・フェルナンデスが、ミッドウィークの試合で徐々に経験を積んできたため、今回は晴れて先発出場となるかもしれない。それ以外では、消化試合となったアヤックス戦では休養となったスペイン代表GKイケル・カシージャス、同DFセルヒオ・ラモス、同DFアルバロ・アルベロア、同MFシャビ・アロンソ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが体力を温存してスタメンに復帰。また、2試合連続ゴールを挙げるなど、量産体制に入って得点王争いのトップに立つバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに追いつきたい、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの発奮も期待したい。

【予想スタメン】
・バジャドリード[4‐2‐3‐1]
GK:13.ダニ・エルナンデス
DF:2.ルカヴィナ、17.ペーニャ、4.マルク・バリエンテ、24.バレンシアガ
MF:22.ビクトル・ペレス、18.アルバロ・ルビオ、20.エベルト、10.オスカル、14.オマール
FW:25.マヌーショ

・レアル・マドリード[4‐2‐3‐1]
GK:1.カシージャス
DF:17.アルベロア、 4.セルヒオ・ラモス、3.ペペ、27.ナチョ・フェルナンデス
MF:22.ディ・マリア、14.シャビ・アロンソ、6.ケディラ、10.エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

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