2012.11.18

“セビージャ・ダービー”、意地と意地の直接対決

 昨シーズン、2008‐09シーズンぶりに復活した伝統の一戦、“セビージャ・ダービー”。昨シーズンの対戦成績は、1戦目がベティスホーム、ベニート・ビジャマリンでスペイン代表MFベニャ・エチェバリアと同代表FWアルバロ・ネグレドのゴールで1‐1と引き分け。2戦目がセビージャホーム、サンチェス・ピスファンで行われ、ネグレドが開始早々に先制するも、ベニャが前半終了間際と後半ロスタイムに得点を挙げ、ベティスが劇的な逆転勝利を収めている。トータルの対戦成績は、84戦37勝19分28敗とセビージャに歩がある。今シーズンはベティスが好調なだけにアウェーでまた花を咲かせるか、セビージャが昨シーズン2戦目の二の舞を踏まないか、意地と意地のぶつかり合いだ。

 セビージャは現在4勝3分4敗の勝ち点15、10位。この勝ち点15には、8位バジャドリード、9位バレンシア、11位レアル・サラゴサと4チームがひしめく。第4位ベティスからこの8位まですべて勝ち点1差、さらには14位ヘタフェまでが勝ち点13と、非常に混沌としている。一戦一戦で順位は変動するし、当然、一戦一戦が非常に重要となってくる。セビージャはリーガでは、第9節サラゴサ相手に1‐2、第10節レバンテ相手に0‐0、そして前節アスレティック・ビルバオ相手に1‐2で敗れており、3戦連続勝ち星から見放されている。ここはホームでベティス相手に勝って、勢いをつけたいところだ。

 セビージャの守護神元スペイン代表GKアンドレス・パロップは、「ベティスは順位表では、いいところにいるんじゃないかな。でも今節はうちのホームだよ。ホルヘ・モリーナや、ルベン・カストロ、サルバ・セビージャがあまり得点を挙げていないのにベティスが上にいるのはおかしい。さらにベニャのFKは見ているよ。すごく有効的だ。あの辺の距離からの彼のFKには特別な注意を払いたいね」と、研究を重ねている。いずれにせよ、勝って定位置、ヨーロッパリーグ出場権を争うぐらいの順位には浮上したい。

 一方の好調ベティスは現在6勝1分4敗、勝ち点19の第4位。第3位レアル・マドリードは勝ち点23と差は開いてきているが、ここは我慢。第6節マラガに0‐4と大敗して以降、3勝1分とまずまずだったが、前節ホームでグラナダ相手に敗れたのは痛い。この傷を引きずらないことが重要だ。

 今節の“セビージャ・ダービー”で、今シーズン下部チームから昇格した100%ベティコ、GKアドリアン・カスティージョがダービーデビュー濃厚だ。今シーズンはすでにリーガ5試合に出場していて安定感も増す。「勝つためにサンチェス・ピスファンに乗り込む。これはダービーだ。サンチェス・ピスファンは相手のサポーターでいっぱいだろう。でもその相手の応援よりも、僕のモチベーションは高くなる」と気を吐いた。このダービーで勝利を挙げ、さらに上位チームを追い上げたい。
なお、ポーランド代表DFダミアン・ペルキが代表戦で右足太もも裏のけいれんにより、今節は出場できない見込み。代わりはスペイン人DFペドロ・マリオでブラジル人DFパウロンとセンターバックを組む。

【予想スタメン】
・セビージャ[4‐2‐3‐1]
GK:1.パロップ
DF:21.シシーニョ(5.カラ)、2.ファシオ(24.ボティーア)、4.スパヒッチ、3.フェルナンド・ナバーロ
MF:8.メデル、12.マドゥーロ、7.ヘスース・ナバス、11.ラキティッチ、14.マヌ・デル・モラル
FW:9.ネグレド

・ベティス [4‐3‐3]
GK:13.アドリアン・カスティージョ
MF:22.ネルソン、12.パウロン、3.マリオ、6.アレックス・マルティネス
MF:14サルバ・セビージャ、21.カニャス、10.ベニャ
FW:24.ルベン・カストロ、19.ホルヘ・モリーナ、17.フアン・カルロス

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