2012.11.17

けが人多数のバレンシアに対し、エスパニョールは意地を見せるか

 前節バジャドリードと1‐1で引き分け、またもアウェー初勝利を逃したバレンシア。ここまでなかなか連勝ができない苦しい時期が続いているが、目指すチャンピオンズリーグ出場権とは勝ち点4差と、意外にもまだ目標は手の届く位置にある。ホームでは4勝1分と無敗を保っているだけに、降格圏に沈むエスパニョールを迎える今節は確実に勝ち点3を確保したいところだ。

 だが今節はチャンピオンズリーグの大一番、バイエルン戦を直後に控える上、攻守の鍵を握るアルゼンチン代表MFフェルナンド・ガゴの負傷欠場が濃厚となっている。さらに両サイドバックのポルトガル代表DFジョアン・ペレイラ(けが)と元フランス代表DFアリ・シッソコ(出場停止)も不在となり、フランス代表DFジェレミー・マテューも負傷中で代役がいない左サイドバックにはメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードをコンバートする可能性まで検討されている苦しい状況にある。

 対するエスパニョールは前節、最下位オサスナにホームで0‐3と完敗する最悪の試合をし、19位に順位を落とした。2連勝と調子を上げはじめた矢先の大失態がもたらした精神的ショックは大きく、初めてホームのファンから辞任コールを受けたマウリシオ・ポチェッティーノ監督が真剣に辞任を検討するなど、チームはここ数年で最大の危機に瀕している。

 若手選手がチームの大半を占める上、彼らの経験不足を補う存在として獲得した元スペイン代表DFジョアン・カプデビラや元ポルトガル代表MFシモン・サブローザは期待外れのパフォーマンスに終始。並行してクラブは会長選挙を来週に控えるなど混沌とした状況が続く中、唯一の救いは執行部、選手共に100%指揮官への支持を表明していることだ。

 今シーズンのバレンシアは相手にひかれると攻撃の形が作れなくなる弱点があるが、ホームでは精度の高いセットプレーを含めたなりふり構わぬ猛攻で終盤にゴールをこじ開ける粘り強さがある。対するエスパニョールは毎試合後半半ばにガス欠を起こす傾向があるだけに、いかにして前半のうちにゴールを奪い、その後の劣勢を耐えきれるかがポイントとなるだろう。

【予想スタメン】
・バレンシア [4‐2‐3‐1]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:14.バラガン、4.ラミ、18.ビクトル・ルイス、17.グアルダード
MF:6.アルベルダ、21.パレホ(24.ティノ・コスタ)、8.フェグリ、10.バネガ、15.ホナタン・ビエラ(28.ベルナット)
FW:9.ソルダード

・エスパニョール [4‐2‐3‐1]
GK:1.クリスティアン・アルバレス
DF:3.ラウール・ロドリゲス、19.コロット、15.エクトル・モレーノ、27.ビクトル・アルバレス
MF:4.ビクトル・サンチェス、6.フォルリン、22.ワカソ、10.ベルドゥー、23.クリスティアン・ゴメス
FW:12.ロンゴ

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