2012.11.03

リーガもCLも気になるレアル・マドリード…選手起用で頭を悩ます

 ミッドウィークにコパ・デル・レイ(国王杯)4回戦ファーストレグが始まった今週は、全てのリーガ1部チームが参加したため、珍しく日程的な不利がない 週末を迎えたレアル・マドリード。加えて、4-1と快勝した国王杯のアルコジャノ戦では控えメンバーとカンテラーノ(Bチームの選手)を試すことができた だけでなく、マルセロ、コエントラン、アルベロアの同時負傷により、人材難に陥っていた左SBでナチョが使えることがわかったのは、ジョゼ・モウリーニョ 監督にとって大きな収穫だったに違いない。

 ただし、この土曜の一戦に関しては、アルベロアが回復して戻ってくる予定になってはいるものの、来週には落とすことのできないチャンピオンズリーグのド ルトムント戦を控え、万が一を懸念して温存される可能性もある。したがって、再びエッシェンが左SBに回ることも考えられるが、今節はシャビ・アロンソが 累積警告で出場停止を受けており、太ももの肉離れを治療中のケディラの復帰にはまだ時間かかるため、エッシェンとモドリッチに中盤を任せ、ナチョをリーグ 戦でも信頼するのか、或いはアルビオルなどボランチ経験者を使うのか、監督の判断が注目される。その他のレギュラー陣はベンゼマ以外、ミッドウィークの試 合では休んでいるので、ドルトムント戦を睨んで、国王杯で2得点したベンゼマをベンチに置き、イグアインを入れるといった程度の変更に留まるはずだ。順位 はようやく4位まで上がったレアル・マドリードだが、首位バルセロナとの差は勝ち点8のまま。リーガの残り試合では常に白星が要求されるという状況は変 わっていない。

 一方、現在9位のサラゴサはこのところ国王杯を含めて3連勝と、徐々に波に乗り始めたところだ。リーガの直近2節でエースのポスティガが2得点を挙げ、 いよいよエンジンがかかってきたことが追い風となっているが、マノーロ・ヒメーネス監督2年目となった今季は大きな守備ミスが減り、シーズン最後での残留 確定は避けようという姿勢がチームに浸透していることも功を奏しているようだ。また、今シーズン序盤には弱点だったセットプレーも、キッカーをカンテラー ノのビクトル・ロドリゲスに任せることにより改善が見える。FKからのゴールが増えているのは、決して高い得点力を誇るとは言えない前線を抱えているだけ に朗報ではある。とはいえ、前節もマジョルカ相手にクリスティアーノ・ロナウド、イグアインが2得点ずつしているレアル・マドリードのホームで撃ち合いを 挑むほど無謀な所業はないため、基本はしっかり守って、少ないチャンスを確実に生かすというのが、勝ち点獲得への最善策となるはずだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:1.カシージャス
DF:4.セルヒオ・ラモス、2.ヴァラン、3.ペペ、17.アルベロア
MF:19.モドリッチ、15.エッシェン、22.ディ・マリア、10.エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン

・サラゴサ[4-2-3-1]
GK:1.ロベルト・ヒメーネス
DF:19.サプナル、16.ローフェンス、3.パレーデス、21.アブラアム
MF:10.アポーニョ、2.モビージャ、20.スクリーニ、11.モンタニェス
FW:9.ポスティガ、32.ビクトル・ロドリゲス

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