2012.10.28

CLで初黒星を喫したレアル、左SBとボランチの穴を埋められるか

レアル・マドリードの攻撃陣をけん引するC・ロナウド

 代表戦による負傷をなんとか乗り切り、前節ではセルタに2-0で快勝したレアル・マドリード。昇格組のセルタを相手に、ホームのサンチャゴ・ベルナベウ での戦いとあって、エッシェンを左サイドバック、ヴァランをセンターバックに入れ、セルヒオ・ラモスを右サイドバックに、そしてモドリッチがシャビ・アロ ンソとボランチという布陣で挑んでも、それほど支障は出なかった。しかし、チャンピオンズリーグのドルトムント戦では、機動力を持つ相手に対してエッシェ ンが左サイドからの侵入を防ぐことができず、結果的に決勝点を奪われて負ける一因となってしまった。足の手術を受けて年内絶望とされているマルセロ、よう やくランニングを始めたばかりのアルベロア、そしてコエントランらサイドバック専門職の欠場は、チームに大きく響いていると言わざるを得ない。

 ただし今回のマジョルカ戦では、ドルトムント戦で復帰したケディラが太もものケガを再発させたことで全治2週間となったため、エッシェンを本職のボラン チに戻し、カンテラーノのナチョ・フェルナンデスが左サイドバックで起用される可能性も生まれてきた。もしくは多少の守備力の低下には目をつむり、モド リッチがボランチを続けるといった選択肢もあるが、ともあれ水曜の試合ではやや決定力に欠けていた前線が奮起して、少々の失点なら意にも介さないような ゴールを決めてくれるのが一番だろう。

 一方、ここ3連敗と負けがこんできたマジョルカだが、今のところ順位は8位と安全圏にある。前節もセビージャを相手に競り合った末、2-3での敗戦だっ たため、極度の不振に落ち込んでいる訳ではない。また、イスラエル代表でも2試合で5ゴールを挙げてきたばかりの好調ヘメドはセビージャ戦でも得点を決め ている。今シーズンのリーガ通算6得点としたが、ようやく負傷が治って復帰してきたジオバニ・ドス・サントスが本調子になれば、一層のアシストが期待でき るのも嬉しいところだろう。過去9年間、ホームでのレアル・マドリード戦の成績が1勝2分6敗と分の悪いマジョルカとはいえ、ここで白星を挙げれば勝ち点 で相手に並べることも魅力の一つ。逆に首位バルセロナとの勝ち点差8をこれ以上は広げられないレアル・マドリードの方が、プレッシャーのかかる試合になる かもしれない。

【予想スタメン】
・マジョルカ[4-4-2]
GK:13.アワテ
DF:8.ヌスエ、14.ジェロメウ、4.コンセイソン、17.ビガス
MF:7.ペレイラ、24.フォンタス、5.ピナ
FW:18.ビクトル、10.ヘメド、9.ジオバニ・ドス・サントス

・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:1.カシージャス
DF:4.セルヒオ・ラモス、2.ヴァラン、3.ペペ、15.エッシェン
MF:22.ディ・マリア、14.シャビ・アロンソ、19.モドリッチ、10.エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン(9.ベンゼマ)

[写真]=ムツ カワモリ

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