2012.10.07

クラシコを横目に2位と3位が激突…アトレティコは首位に立つ可能性も

 この夏、ファン・ニステルローイ、カソルラ、マタイセン、ロンドンら、マラガのリーガ4位躍進をけん引した選手たちがクラブを離れて行くのを目にして、 現在の快進撃を予想したファンがいだただろうか。移籍市場終盤にサビオラ、サンタ・クルスを補強したチームは開幕から4勝2分けで3位という高い順位を キープ。それどころか今週はチャンピオンズリーグのグループリーグのアンデルレヒト戦にも3-0と快勝し、ゼニト・サンクトペテルブルクを破った1節から 2連勝を達成。あっという間に強豪ミランを含むグループの突破最有力候補にのし上がってしまったのだから、サッカーとはわからないものである。

 これだけの好調が維持できている理由としては、主力選手の移籍にも気落ちせず、ボールを持って主導権を握るサッカー哲学をチームに説き続けたマヌエル・ ペジェグリーニ監督の功績も大きいが、イスコ、イグナシオ・カマーチョ、ポルティージョら若手選手の成長も見逃せない。とりわけ夏のロンドン五輪スペイン 代表では今一つの活躍しかできなかったイスコと、かつてペジェグリーニ監督指揮下のレアル・マドリードでは日影の存在だったサビオラのコンビネーションも 試合数を増す度に良くなっており、相手守備陣に脅威を与えている。控えにもアンデルレヒト戦で見事なゴールを2本上げたエリゼウ、加えてベテランのドゥ ダ、サンタ・クルスと得点力のある選手が揃っているのも強みだ。

 ただし、好調という点においては今回の対戦相手、アトレティコ・マドリードも引けを取らない。リーガでは、遅れて開催された第3節ベティス戦での勝利を 含め、5勝1分けで2位。ヨーロッパリーグでもこの木曜にチェコのビクトリア・プルゼニを倒したことで、欧州カップ戦における前人未到の15連勝達成と、 乗りに乗っている。おまけにその試合では主力のファルカオ、アルダ、フアンフラン、フィリペ・ルイス、ミランダ、マリオ・スアーレス、クルトワを温存しな がら、土壇場の得点で勝利を手に入れているのだから、休養十分のAチームが出て来た時の強さは決して期待を裏切らないはずだ。先週末のエスパニョール戦で は大事をとって休場し、この1週間を太ももの筋肉痛のリハビリに充てていたエースのファルカオも順調に回復しているので、そろそろ試合に戻って、メッシ、 クリスティアーノ・ロナウドを1ゴール上回ってトップを走るリーガ得点王レースに再び参戦してくれる可能性は高い。また今節では順位でアトレティコ・マド リードの上に立つバルセロナがレアル・マドリードとのクラシコを迎え、結果次第ではアトレティコ・マドリードが首位に立つことになる。余談となるが、アト レティコ・マドリードファンに対するスポーツ紙のアンケートによれば、リーガ首位よりも、彼らにとっての永遠のライバル、レアル・マドリードの敗北を願っ ているファンの割合の方が多いという結果が出たようで、興味深いところだ。

【予想スタメン】
・アトレティコ・マドリード[4-2-3-1]
GK:13.クルトワ
DF:20.フアンフラン、23.ミランダ、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF:4.マリオ・スアーレス、14.ガビ、6.コケ、10.アルダ
FW:9.ファルカオ、19.ジエゴ・コスタ(7.アドリアン・ロペス)

・マラガ[4-2-3-1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス、5.デミチェリス、3.ヴェリグトン、15.モンレアル
MF:7.ホアキン、6.イグナシオ・カマーチョ、16.イトゥーラ、19.ポルティージョ、22.イスコ
FW:9.サビオラ

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