2012.09.21

シーズン序盤最大のサプライズ、マジョルカ。強豪バレンシア相手にその真価が問われる

 前節アウェイのオサスナ戦を1‐1のドローで終え、いまだ無敗の2勝2分でバルセロナ、マラガに次ぐ3位につけているマジョルカ。限られた戦力のポテンシャルを最大限に引き出すホアキン・カパロス監督の下、若い選手達が伸び伸びとプレーしているチームはシーズン序盤における最大のサプライズとして注目を集めている。

 好調の秘訣は4試合3失点に抑えている堅守、そして数少ないチャンスを確実にものにし、4試合で4ゴールを決めているイスラエル代表FWトメル・ヘメドの決定力だ。ただ、守備に関しては前節最終ラインの要であるポルトガル人DFヌネスが一発退場となっており、クラブが申請した処分取り消しの訴えが通らなければ、ともに新加入のブラジル人DFペドロ・ジェロメウとブラジル人DFアンデルソン・コンセイソンがセンターバックを組むことになる。

 一方で前線には、けがでオサスナ戦を欠場したスペイン人FWビクトル・カサデススが復帰。技術に長ける彼と豪快なシュートが持ち味のヘメドが組む2トップに、パワーとスピードが武器のスペイン人MFエミリオ・ヌスエとフランス人MFミシェル・ペレイラが絡むダイレクトな速攻は、今節も相手DFの脅威となるはずだ。

 対するバレンシアは前節セルタを2‐1で破り、ようやく今季初勝利を挙げた。だが19日のチャンピオンズリーグではアウェーでバイエルンに完敗。レアル・マドリード、バルセロナとの対戦と同様に、守備はある程度計算できるものの、マイボール時に攻撃の形が作れないという課題が改めて浮き彫りとなった。

 負傷中の元スペイン代表MFダビド・アルベルダとアルゼンチン代表MFフェルナンド・ガゴの欠場が決まった今節は、セルタ戦に続いて元アルゼンチン代表MFティノ・コスタとスペイン人MFダニエル・パレホがボランチで先発することになる。両者は共にバイエルン戦でイージーミスを連発し、厳しい批判にさらされただけに、名誉挽回に懸ける思いは強いはず。逆に彼らがバイエルン戦のように危険な位置でボールを失うことがあれば、堅守速攻に徹するだろうマジョルカの得点パターンにはまる危険性は高い。

 レアル・マドリード、バルセロナ、バイエルンと相手が軒並み格上ばかりだったとはいえ、今季アウェーでは3戦全敗と結果が出ていない。ここはCL直後の疲労も考慮し、ある程度ローテーションも行った上で引き分けもOKの采配が見られるかもしれない。

■予想スタメン

・マジョルカ [4‐4‐2]
GK:13.アワテ
DF:27.シモ、14.ジェロメウ(16.ヌネス)、4.コンセイソン、6.アントニオ・ロペス
MF:8.ヌスエ、5.ピナ、11.ハビ・マルケス、7.ペレイラ
FW:10.ヘメド、18.ビクトル

・バレンシア [4‐2‐3‐1]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:14.バラガン、4.ラミ、18.ビクトル・ルイス、3.シソコ
MF:21.パレホ、24.ティノ・コスタ、8.フェグリ、16.アエド・バルデス、15.ホナタン・ビエラ
FW:9.ソルダード

 

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