2012.08.24

バルサ、アウェイでの初戦を飾れるか 初戦黒星のオサスナは仕切り直しの初勝利へ

 バルセロナは、ティト・ビラノバ新監督の初陣となった開幕戦でレアル・ソシエダに5‐1と圧勝すると、続くスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)のファーストレグでは宿敵レアル・マドリードを3‐2で下し、絶好のスタートを切った。

 R・ソシエダ戦では、FWリオネル・メッシが早速2ゴールを記録し、故障から回復したFWダヴィド・ビジャも8ヶ月振りの公式戦で復活ゴールを挙げた。一方、R・マドリード戦では、不注意から2失点を喫したものの、ほぼ完全に試合を支配した。内容的にも申し分ない滑り出しと言えるだろう。

 とはいえ、昨シーズンもホームでの成績は優勝したR・マドリードを上回っており、問題となるのは4連覇を逃す最大の原因となったアウェイでの戦いだ。それゆえ、今回の試合が本当の意味でシーズン序盤戦を占うといっても過言ではない。

 クラブはここに来てアーセナルからMFアレクサンドル・ソングを獲得し、退団したMFセイドゥ・ケイタの穴を補って余りある補強に成功した。そのソングのデビューも含めた選手起用だが、3日後にはR・マドリードとのスーペルコパのセカンドレグ、翌週にはバレンシアとの第3節と強豪との対戦が続くため、極めて流動的となる。

 新加入のDFジョルディ・アルバはチームへの適応を示し、昨シーズンは故障に泣かされたFWペドロ・ロドリゲスも抜群の動きを見せるなど、状態の良い選手は多い。開幕戦ではFWクリスティアン・テージョをスタメン起用する大胆な策に打って出たビラノバ監督の采配に注目したい。

 一方、昨シーズンはヨーロッパリーグ出場権獲得こそあと一歩のところで逃したものの、7位に入る健闘を見せたオサスナだが、迎えた今シーズン開幕戦では昇格組のデポルティボにアウェイで0‐2と苦杯を舐めた。

 今シーズン、各ラインでメンバーのマイナーチェンジが行われたチームは、ワントップにはR・ソシエダからローンで加入したFWホセバ・ジョレンテ、2列目にはバジャドリードから獲得したMFシシ、DFラインにはラージョ・バジェカーノから獲得したDFアレハンドロ・アリーバスがレギュラーを務める構想となっている。

 また開幕戦では、退団したMFシャバド・ネクナムが長年に渡り務めてきた中盤の底のMFプニャルのパートナーには、MFアルバロ・セフードでもMFマスド・ショジャエイでもなく若手のMFロエが抜擢された。一方、セビージャから獲得したMFエミリアーノ・アルメンテロスは今回も欠場が予想されているため、セフードは引き続き左サイドでプレーすることになりそうだ。

 黒星スタートとなったオサスナだが、ホセ・ルイス・メンディリバル監督が「我々は良いプレーをしたものの、結果は逆の形となってしまった」と振り返ったように、前線から厳しいプレッシャーを掛け、DFラインを高く保つコンパクトなフットボールは、今後に向けて期待を持たせる内容だった。ホーム開幕戦となる今回は、相手が大きく強化されるとはいえ、日程面での優位を利して仕切り直しの初勝利に期待したい。

【予想スタメン】
・オサスナ[4‐2‐3‐1]
GK:25.アンドレス・フェルナンデス
DF:2.マルク・ベルトラン、14.アリーバス、4.ミゲル・フラーニョ、24.ダミアー
MF:10.プニャル、34.ロエ(8.ショジャエイ)、16.セフード、17.ニノ、11.シシ
FW:12.ホセバ・ジョレンテ

・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、5.プジョル、3.ピケ(14.マスチェラーノ)、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケッツ、6.シャビ、8.イニエスタ
FW:10.メッシ、4.セスク、17.ペドロ(9.アレクシス・サンチェス)

 

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