2012.08.19

補強ゼロのレアル・マドリード、新顔の多いバレンシア戦からスタート

昨シーズンに続き、リーグ連覇を狙うレアル・マドリード

 例年より1週間早い開幕となったリーガでは、第1節から昨シーズンの優勝チームと3位が激突。ただし、片や前人未到の勝ち点100、121得点を挙げて 1位になったレアル・マドリード、一方は勝ち点61、59得点で3位のバレンシアと、順位以外のことに目をつぶればという条件付きの好カードという見方は 否めない。今シーズンも優勝争いは、雲の上でレアル・マドリードとバルセロナの一騎打ちという様相を呈しているが、ウナイ・エメリ監督からマウリシオ・ペ ジェグリーノ監督へと指揮官が代わったバレンシアがどこまで2強に喰らいついていくことができるのかを知るには、おあつらえ向きの一戦になることだろう。

 ちなみにこの夏のバレンシアはここまでに5人の選手を補強。中でも攻撃的MFグアルダード(デポルティーボから移籍)、右SBジョアン・ペレイラ(同ス ポルティング・リスボン)、ボランチのガゴ(同レアル・マドリード、昨季はローマでプレー)は即戦力と見なされ、開幕戦のスタメン候補にも入っている。ア ドゥリスを放出して手薄になったFW陣にも今週、2年前までエルクレスで活躍していたバルデスがルビン・カザンからのレンタル移籍で加わった。残るはユー ロ優勝チームの一員として活躍したジョルディ・アルバをバルサに売却し、マテュー1人となってしまった左SBの補強だけだが、アルバ程の攻撃力を持つDF を探すのは至難の業だろう。レアル・マドリードからの完全移籍を果たしたカナーレスも2度目のひざのじん帯断裂からのリハビリ中であるため、当面はプレ シーズンマッチで好調だったジョナス、この日曜を前に何とかけがの治ったソルダードを中心に点を取っていくしかない。

 そのバレンシアをサンチャゴ・ベルナベウで待ち受ける、ジョゼ・モウリーニョ体制3年目のレアル・マドリードはオフシーズンの動きが少なく、アルトゥン トップがガラタサライに移籍した程度。ずっと放出を噂されていたシャヒン、カカもチームと一緒にアメリカ・ツアーを終えた。ただ、モドリッチ(トッテナ ム)の到着を含め、今週はそろそろ動きがあるかもしれない。とはいえ、どちらにしろ控え選手の話なので、ほとんど開幕戦に影響はないはずだ。昨季、1試合 平均3得点以上を叩き出したアタッカー陣、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、ディ・マリア、エジルらは水曜に各国代表戦を済ませての出 場となるが、それもヨーロッパ内の親善試合であったため、疲労はそれ程ないだろう。逆に心配なのはスペイン代表としてプエルトリコでの親善試合を終え、長 旅をして帰って来るカシージャス、セルヒオ・ラモス、アルベロア、シャビ・アロンソ、アルビオルら。また、最後のプレシーズンマッチで足首を捻挫して、ポ ルトガル代表の試合を欠場したペペ、ロンドン・オリンピックで決勝までプレーしていたマルセロの体調が気になるが、少々のハンデはあった方が、勝負も面白 くなろうというものだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:1.カシージャス
DF:17.アルベロア、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ
MF:10.エジル、14.シャビ・アロンソ、6.ケディラ、22.ディ・マリア
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・バレンシア[4-4-2]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:12.ジョアン・ペレイラ、4.ラミ、20.リカルド・コスタ(ビクトル・ルイス)、22.マテュー
MF:8.フェグリ、24.ティノ・コスタ、5.ガゴ、17.グアルダード
FW:7.ジョナス、9.ソルダード

 

[写真]=ムツ カワモリ

 

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