今シーズンからバルセロナを率いるティト・ビラノバ監督が、19日に迎えるリーガ・エスパニョーラ第1節のレアル・ソシエダ戦を前に意気込みを明かしている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
「すべてに勝つつもりだ。そのために、一戦ずつを大事に戦って行く」と、リーガ開幕に向けた意欲を語ったビラノバ監督。
さらに、「我々はプレースタイルに一貫性を持たせようとしている。多くの人がそれを期待していると私は信じているんだ」と、これまでのバルサスタイルを継承することを強調し、昨シーズンと異なる唯一の点として「発信するのはメッセージだ。哲学ではない」と表現した。
選手の状態についても言及し、チリ代表の親善試合から戻ったばかりのFWアレクシス・サンチェスについては、「この2日間、トレーニングでいい動きを見せている。もう少し様子を見て試合での起用を考える」。長期の負傷離脱から復帰したFWダビド・ビジャについては、「出場時間は彼の状態を見ながらになるだろう。徐々にチームに馴染んでもらうつもりだ。状況は大きく変わったよ。今はもう痛みがないんだからね」と語っている。