”ムドリク強奪事件”の”被害者”アーセナルがハフィーニャに再アプローチ? [写真]=Getty Images
アーセナルがバルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ獲得へ、再アタックをかけるようだ。15日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。
アーセナルは今冬、“トップターゲット”としてシャフタールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク獲得を狙っていたが、土壇場になってチェルシーが強奪する形での取引成立が間近に。アーセナル陣営はこれ以上のマネーゲームを避ける意向であるとも報道されており、ターゲット変更を余儀なくされる見通しだ。
同紙によると、次善のターゲットとして、2022年夏の移籍市場でも獲得を狙っていたハフィーニャにアプローチをかけているとのこと。バルセロナ側は同選手の放出を検討しているとも伝えられており、アーセナルのエドゥSD(スポーツディレクター)も、同選手の代理人で、当人たち同士も良い関係を築いているデコ氏に連絡をしたことも併せて報じられている。
また、ミケル・アルテタ監督も上位進出のために、攻撃陣の補強を希望している。イングランド代表MFエミール・スミス・ロウが直近のFAカップ3回戦・オックスフォード・ユナイテッド戦で復帰を果たしたが、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが負傷離脱していることもあり、前線は層が薄い状況。同代表FWガブリエウ・マルティネッリ、イングランド代表FWブカヨ・サカの両ウィングもフル稼働が続いていること、ベンチから流れを変えられる“ゲームチェンジャー”が不在という課題も見えてきており、一刻も早く解決しておきたいところだ。
現在26歳のハフィーニャは、2018年夏にスポルティングへ加入。そこからレンヌ、リーズを経て、2022年夏にバルセロナへと移籍した。今季はラ・リーガ15試合に出場し、2ゴール2アシストを記録している。ブラジル代表では2021年10月8日のFIFAワールドカップカタール2022南米予選・ベネズエラ代表戦にてデビューし、2アシストをマーク。これまで通算で16試合プレーし、5得点4アシストの成績。カタールW杯でも全5試合に出場した。
“ムドリク強奪事件”を経て、ターゲットの切り替えを余儀なくされたアーセナル。今冬の市場クローズまでに、望む補強を実現出来るか。
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By サッカーキング編集部
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