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プレミア、オーナー関連のスポンサー契約締結が一時禁止に…サウジのFFP回避を阻止へ

ニューカッスルのヤシル・アル・ルマイヤン新会長(左)とアマンダ・ステーヴリー新共同オーナー(右) [写真]=Getty Images

 プレミアリーグでは、クラブのオーナーと関係のある企業とのスポンサー契約締結が一時的に禁止されるようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイギリスメディア『アスレティック』などが報じた。

 同リーグでは先日、サウジアラビアの政府系ファンドなどからなるグループによってニューカッスルの買収が成立。以降、規格外の資金力がバックについたニューカッスルに対し、プレミアリーグの各クラブは団結して対抗する動きを見せている。そして今回、ニューカッスルによる「ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)」ルールの回避を阻止するための先手が打たれた。

 プレミアリーグのFFP規定では、3年間で最大1億500万ポンド(約165億円)の損失を出すことが認められている。しかし、人為的に商業取引を膨らませれば、クラブに入ってくる収入が増えるため、規則を回避して許められている以上の支出が可能になる。

 ニューカッスルの新オーナーがサウジアラビアの国有企業と大型契約を結ぶという懸念が浮上したことを受け、プレミアリーグのクラブは18日に緊急会議を実施。その場で行われた投票により、オーナーと関係のある企業との商業契約およびスポンサーシップ契約締結を禁止する暫定的な修正案が可決された。この一時措置は、恒久的なルール変更についての話し合いが行われる間、約1カ月間有効となる予定だ。

 18クラブが賛成に票を投じた一方、ニューカッスルのみが「ルールが反競争的であり、違法の可能性もある」として反対票を投じた。また、マンチェスター・Cは「リーグがカルテルのように振る舞うことになる」という弁護士の助言を受け、投票を棄権した。

 プレミアリーグのとある関係者は『スカイスポーツ』に対し、「もし禁止令がなかったら、ニューカッスルがオーナーと関係のあるサウジアラビア企業と1億ポンド(約157億円)のスタジアム命名権契約を結ぶことを止めることはできなかった。彼らはそのお金で1月の移籍市場で選手を獲得し、FFPのルールを回避することができた」と、今回の措置のねらいについて語っている。


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