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壁画の修繕費用に集まった4万ポンド…ラッシュフォードの希望でチャリティ団体に寄付へ

多くの応援メッセージが寄せられるラッシュフォードの壁画 [写真]=Getty Images

 マンチェスターにあるイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの壁画がEURO2020決勝戦後に侮辱的な言葉で落書きされた後に集められた資金が、フードバンクの慈善団体に寄付されることになるようだ。26日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 EURO2020の決勝でイングランド代表はイタリア代表と対戦。PK戦までもつれ込んだ熱戦はイタリアに軍配が上がり幕を閉じた。PK戦ではラッシュフォードらが失敗したことから、マンチェスターにある同選手の壁画に侮辱するような落書きによって一部が破壊されていた。

 壁画は昨年11月、ラッシュフォードが新型コロナウイルスのパンデミック中に貧困家庭への食糧支援に取り組み、イギリス政府を動かして約130万人の子供たちに無料給食を届けたことなどの功績を称えて作られていた。

 地元ヒーローの壁画が汚されたことを受けて、地元市民たちは「ヒーロー」や「ロールモデル」などと記されたハートマークの張り紙や、同選手へのサポートを示すメッセージを壁画に多数貼付け、落書きされた部分を覆い隠した。翌日には、壁画の作者が落書きされた部分を塗り直し、修復が完了していた。修復完了後も同選手へのサポートは止まず、続々と支援と連帯のメッセージが集まり、壁画は数百枚にも及ぶ張り紙で覆い尽くされた。

 壁画の破壊を受け、オンラインのクラウドファンディングでは約4万ポンド(約610億円)が集められた。一部は壁の修理費用に充てられ、ラッシュフォード本人は余った分をチャリティ団体『Fare Share Greater Manchester』に寄付することを望んでいて、この夏より多くの子供たちに食事が届けられることとなる。

 なお、警察はこれらの落書きについて「人種差別的なものではない」としながら、現在も調査は継続して行われている。

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