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優勝まであと一歩…英メディア選出のプレミア2位で終えた選手ベストイレブン

2021.05.12

[写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cが2020-21シーズンのプレミアリーグ王者に輝いた。ここ4シーズンで3度の優勝を果たすなど、黄金期を築いている。

 一方、勝負の世界では勝者もいれば、敗者もいる。個人として高い評価を受けながら、リーグタイトルとは縁のない選手も少なくない。イギリスメディア『Football365』は、プレミアリーグで2位に入ったことはあるものの、優勝経験がない選手たちでベストイレブンを組んでいる。

[写真]=Getty Images

▼GK ウーゴ・ロリス(フランス代表/トッテナム

GKとして選出されたのは、トッテナムの守護神ロリスだ。2016-17シーズンには、チェルシーに次ぐ2位でフィニッシュ。タイトルには手が届かなかったが、15回のクリーンシートを記録し、総失点「26」はリーグ最小だった。「イングランドでこれ以上の成果は望めないかもしれないが、彼にはワールドカップというタイトルがある」と『Football365』は記事をつづる。

▼DF サミ・ヒーピア(元フィンランド代表/元リヴァプール

1999年から2009年までリヴァプールに在籍し、公式戦450試合以上に出場。2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ制覇をはじめ、10のタイトルを手にしたが、プレミアリーグのタイトルとは縁がなかった。とはいえ、2001-02シーズンは「優勝したアーセナルよりも失点が少なく、ヒーピアを中心とする守備陣はリーグで最も素晴らしかった」と、『Football365』は振り返っている。

▼DF マルセル・デサイー(元フランス代表/元チェルシー

チェルシーで6シーズンプレーし、キャプテンも務めた元フランス代表センターバック。2003年夏にロマン・アブラモヴィッチ氏がチェルシーを買収した当時を知るメンバーの一人だ。その1年後にクラブを退団したが、入れ替わるようにしてジョゼ・モウリーニョ監督が就任し、チェルシーは初のプレミアリーグ優勝を果たした。もう1年残っていれば、デサイーも優勝メンバーに名を連ねることができたかもしれない。

▼DF ポール・マグラー(元アイルランド代表/元アストン・ヴィラ

プレミアリーグが創設された1992-93シーズン、初代王者に輝いたのはマンチェスター・Uだった。2位フィニッシュを成し遂げたのはアストン・ヴィラで、マグラーは“ユナイテッドOB”として古巣との優勝争いに挑んでいた。最終的にトロフィーを手にすることはできなかったが、選手協会(PFA)によって選ばれる同シーズンのMVPに選出。その後もリーグ優勝とは縁がなかったものの、プレミアリーグの歴史に名を刻んだ。

▼MF アレクシス・サンチェス(チリ代表/元アーセナル&マンチェスター・U)

この5月、インテルで自身初のセリエA優勝を経験。2012-13シーズンには、バルセロナでリーガ・エスパニョーラ制覇を成し遂げている。しかし、プレミアリーグのトロフィーとは縁がなく、アーセナルとマンチェスター・Uに在籍した計5シーズンの成績は、2位が2回、3位が1回、5位が1回、6位が1回となっている。今後イングランド王者になるチャンスは訪れるだろうか。

▼MF スティーヴン・ジェラード(元イングランド代表/元リヴァプール

2013-14シーズンのチェルシー戦。前半アディショナルタイムに起きた“スリップ”がなければ、ジェラードはプレミア王者のキャプテンとしてその名を歴史に残していただろう。本人も「後悔を抱えながら生きるしかない」と振り返るほど衝撃的な出来事だった。それでも今季はスコッランドのレンジャーズを率いて、自身初のリーグ優勝を達成。過去の失敗は変えられないが、将来の成功への助けになることを自ら証明してみせた。

▼MF シャビ・アロンソ(元スペイン代表/元リヴァプール

リヴァプールでジェラードと黄金コンビを築き、プレミアリーグに“スペインブーム”を巻き起こした選手の一人だ。しかし優勝には手が届かず、在籍最終年となった2008-09シーズンの2位フィニッシュが最高成績となった。とはいえ、レアル・マドリードで自身初のリーグ優勝を経験すると、バイエルンではリーグ3連覇を達成して現役生活に幕をおろした。

▼MF ダヴィド・ジノラ(元フランス代表/元ニューカッスルトッテナム

プレミアリーグで最多優勝回数を誇るマンチェスター・Uに挑んだチームや選手は数多い。「ニーノ」の愛称で親しまれた元フランス代表、ダヴィド・ジノラもその一人だ。1995-96シーズンには、所属していたニューカッスルで魅力的な攻撃サッカーを展開しながら首位を快走。トップリーグで約70年ぶりとなる優勝が期待されたが、マンチェスター・Uに大逆転を許してしまった。それでも彼らは「ジ・エンターテイナーズ」と称されるなど、ファンの記憶に深く刻まれた。

▼FW フェルナンド・トーレス(元スペイン代表/元リヴァプールチェルシー

2008-09シーズンに一度、リヴァプールでリーグ制覇に近づいたあと、2011年に前年度王者であるチェルシーに電撃移籍。タイトル獲得はより現実的な目標となり、実際、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ、またFAカップで優勝を果たしたが、プレミアリーグのトロフィーを掲げることはできなかった。チェルシーが2015年にリーグ王者に輝いたとき、トーレスはアトレティコ・マドリードにレンタル移籍中だった。

▼FW ルイス・スアレス(ウルグアイ代表/元リヴァプール

2013-14シーズンには、31ゴールを挙げて、プレミアリーグ得点王のタイトルを獲得。しかし、ジェラードのスリップ事件もあり、優勝は逃した。プレミア王者にあと一歩手の届かなかったストライカーは他にも、オリヴィエ・ジルー(アーセナル/2015-16シーズン)、ソン・フンミン(トッテナム/2016-17シーズン)、ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U/2017-18シーズン)などがいる。

▼FW ハリー・ケイン(イングランド代表/トッテナム

「シルバーコレクター」と呼ばれても不思議ではないのがケインだ。プレミアリーグのみならず、チャンピオンズリーグやリーグカップ(カラバオ・カップ)でも計3度の準優勝を経験。世界最高のストライカーのひとりでありながら、クラブでも代表でもチームタイトルを獲得したことが一度もない。周囲は移籍を勧めるが、トッテナム生え抜きの27歳は今夏どんな決断を下すだろうか。

(記事/Footmedia)

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