プレミアリーグ、今季ラスト2節での観客動員を発表…ホームサポーター限定

　プレミアリーグは5日、2020－21シーズンの第37節と第38節で観客を動員することを決定した。同日にリーグ公式サイトで発表した。

　今回の決定は、イギリス政府がロックダウン規制を緩和すると仮定してのもの。英国政府は今月10日、新たなステップに関する最終決定を発表する予定だという。プレミアリーグは収容人数を減らした上で、17日からスタジアムに観客を動員できるようになる見込みだ。

　プレミアリーグ第37節は5月18日〜19日に開催を予定。最終節は日本時間23日の24時（同24日0時）から一斉にキックオフを迎える。

　なお、プレミアリーグはクラブとの協議の結果、ホームサポーター限定で観客動員を行うことを決定している。クラブによって運営上の課題が異なることや、ホームサポーターの来場機会を最大化しつつ一貫したアプローチを行う必要があることから、現時点でアウェイ席を開放しないことで合意した。

　プレミアリーグは、「サポーターの安全とセキュリティは最も重要です。クラブは、新型コロナウイルスに対する安全な環境を提供してきた実績があり、サポーターをスタジアムに安全に迎え入れるための運営計画を用意しています。今回の措置は、2021－22シーズンからアウェイサポーターも含めてスタジアムを満員にするための重要なステップとなります」とコメントしている。