代表活動に縁がない選手たち [写真]=Getty Images
初招集、初出場、初ゴール――。3月の日本代表には嬉しいニュースが相次いだ。中でも特別なのが、A代表デビューだろう。「代表選手としてプレーするのは子どもの頃からの夢」。誰もが口を揃えてそう言うように、大きな目標であり、それを達成したときの喜びは我々の想像以上と言ってもいいかもしれない。
とはいえ、実際に叶えられる選手は一握りでしかない。相応の実力がありながら、様々な要因でそのチャンスを掴めていない選手もいる。そこで今回は、A代表キャップのない世界的なプレーヤーをピックアップ。デビュー間近の選手から、なぜか代表とは縁のない選手まで7人を紹介する。
※カッコ内は(国籍/所属クラブ/ポジション/年齢)
[写真]=Getty Images
▼ジュール・クンデ
(フランス/セビージャ/DF/22歳)
身長は178センチと、センターバックとしては小柄な部類に入るが、抜群の身体能力で今やラ・リーガ屈指のDFとなった。それでも、フランスのA代表にはラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)、プレスネル・キンペンベ(パリ・サンジェルマン)ら錚々たるメンバーが名を連ねており、ここまではU-21代表どまり。3月の代表ウィークも、同期間に開催されているU-21欧州選手権に参加している。東京オリンピック世代の中心メンバーであることから、今夏の来日が期待できるのは嬉しい限りだ。
▼アイメリク・ラポルテ
(フランス/マンチェスター・C/DF/26歳)
A代表でレギュラーを張ってもおかしくない実力を持ちながら、キャップ数「0」という意外な経歴を持つ。2016年に初招集されたものの、フランスのディディエ・デシャン監督は今も起用に踏み切っていない。この3月の代表リストにも名前がなく、今夏のEURO2020のメンバー入りも非常に厳しい状況だ。一時は二重国籍を持つスペイン代表入りの可能性もあっただけに、本人も自身の選択を後悔しているかもしれない。
▼テオ・エルナンデス
(フランス/ミラン/DF/23歳)
2019年夏のミラン移籍を機に大ブレイク。攻撃的な左サイドバックとしての地位を確立したテオ・エルナンデスだが、彼もA代表とは縁がない。2018年のロシア・ワールドカップで優勝を味わった兄リュカとの共演を狙うが、招集リストに名前すら載らない状況だ。U-21代表時代に合宿を無断欠席するなどトラブルを起こしていることが、ネックになっているのだろうか。
▼ジエゴ・カルロス
(ブラジル/セビージャ/DF/28歳)
セビージャでクンデとセンターバックコンビを組むジエゴ・カルロスも、A代表デビューには至っていない。昨年11月に追加招集され、27歳にして初めてのセレソンメンバー入り。しかし出番は訪れず、3月に開催予定だったFIFAワールドカップ・カタール2022の南米予選も延期が決まった。競争は激しいが、6月に開催されるコパ・アメリカ2021でのメンバー入りを狙う。
▼アーロン・ワン・ビッサカ
(イングランド/マンチェスター・U/DF/23歳)
優秀な若手が次々に台頭するイングランド代表で、A代表デビューが待たれるのがワン・ビサカだ。プレミアリーグで最も優れた右サイドバックの一人と評価され、2019年8月に初招集。だが当時は負傷のために途中離脱となり、初キャップを刻むチャンスを逃した。イングランド代表の右サイドバックは競争が激しく、カイル・ウォーカー(マンチェスター・C)、トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)、キーラン・トリッピアー(アトレティコ・マドリード)、リース・ジェイムズ(チェルシー)など、豪華メンバーがポジションを狙う。ここに割って入ることができるのか要注目だ。
▼アンヘリーニョ
(スペイン/ライプツィヒ/DF/24歳)
ライプツィヒでは不動のレギュラーとして活躍。チャンピオンズリーグでの好パフォーマンスも記憶に新しい。しかし、スペインのA代表リストに名を連ねたことはなく、ライプツィヒ関係者は「なぜ代表に呼ばれないのか理解できない」と憤りを隠さない。この3月も、ルイス・エンリケ監督はホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)に加えて、元教え子であるジョルディ・アルバ(バルセロナ)を招集。EURO2020のメンバー入りは絶望的と言える。
▼エミリアーノ・マルティネス
(アルゼンチン/アストン・ヴィラ/GK/28歳)
昨年夏に10年過ごしたアーセナルを退団し、2020-21シーズンからアストン・ヴィラでプレー。正守護神の座を掴むと、プレミアリーグでのクリーンシート数はリーグ2番目の14試合を数える。28歳にしてようやく日の目を見ることになったが、年代別のアルゼンチン代表に名を連ねていたように、もともとは将来を嘱望されていた選手。2019年後半以降はA代表にも度々招集されており、デビューまであと一歩という段階にある。
(記事/Footmedia)
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