決勝ゴールをアシストした南野 [写真]=Getty Images
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、FAカップのアストン・ヴィラ戦を終えて、1アシストを記録したFW南野拓実に言及した。8日、クラブが公式サイトで伝えている。
FAカップ3回戦が8日に行われ、同大会の初戦を迎えるリヴァプールはアストン・ヴィラと対戦。先月19日のクリスタル・パレス戦以来、公式戦4試合ぶりの出場となった南野は、左ウイングで先発することとなった。
その南野は1-1で迎えた60分、右サイドから中央へ侵入したモハメド・サラーのパスをエリア内で受けると、タメを作って走り込んだジョルジニオ・ワイナルドゥムへ。これをワイナルドゥムが流し込み、この日の決勝点をアシストする結果となった。南野は直後の61分にベンチへと退いている。
クロップ監督は試合後、南野とセネガル代表FWサディオ・マネのポジションについて言及。いつもとは違う配置でスタートし、さらに試合途中に両者のポジションを入れ替えたことについて、このように話した。
「我々はサディオをより中央に固定することで、最終ラインの裏への脅威を与えて欲しかった。そしてタキを攻撃的に、完全に彼本来のポジションで、ナンバー10のポジションというよりも左寄りで使った」
「だが彼らは明らかに入れ替わる必要があった。しかしサディオはそのポジションもプレーできるし、タキももう一つのポジションでもプレーできる。なぜなら彼にとって大きな違いはなく、ただ攻撃的な選手で、自分の快適なエリアで動くことができるからね」