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トッテナム対マンチェスター・Cについて知っておきたい8つのこと

2020.11.21

トッテナムとマンCが激突 [写真]=Getty Images

 21日に行われるプレミアリーグ第9節では、トッテナムが本拠地の『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』にマンチェスター・Cを迎える。

 優勝候補でありながら現在10位と出遅れているマンチェスター・Cだが、19日にジョゼップ・グアルディオラ監督との契約を2023年まで延長したという朗報が飛び込んできた。一方、攻撃陣が好調なトッテナムは、就任1周年を迎えたジョゼ・モウリーニョ監督の下で2位につけている。エル・クラシコやマンチェスター・ダービーで激戦を繰り広げてきた両監督の対決は、今回も最後まで見逃せない。今節最大のビッグマッチについて、知っておきたい8つのトピックを紹介する。

トッテナムはマンCに好相性

トッテナム

前回対戦ではトッテナムが勝利 [写真]=Getty Images


 プレミアリーグにおいて、トッテナムはマンチェスター・C相手に好成績を収めている。同リーグでの通算対戦成績は24勝7分け15敗。トッテナムがこれより多く勝利を挙げている相手はエヴァートン(27勝)だけという相性の良さだ。マンチェスター・Cが2連覇を果たした2017-18シーズンと2018-19シーズンは4戦全敗だったものの、昨季は1勝1分けの負けなし。アウェイでは2度のビハインドを追いついて引き分けに持ち込むことに成功した。ウーゴ・ロリスのPKセーブも見られたホームゲームでは、わずか3本のシュートで2得点を決めて勝ち点3を獲得している。

■モウリーニョ監督もマンCが得意

ジョゼ・モウリーニョ監督

トッテナムを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images


 ジョゼ・モウリーニョ監督自身も、マンチェスター・C戦を得意としている。過去21戦の対戦成績は10勝5分け6敗。特にホームで強さを発揮しており、全10戦で6勝2分け2敗と圧倒的な数字を残している。なお、敗れた2試合はいずれもマンチェスター・U時代のダービーマッチで、「1-2」の惜敗だった。トッテナムの指揮官としては、ここまで唯一の対戦である今年2月のホームゲームで2-0の完封勝利を収めている。

■“苦手”ペップの攻略なるか

ジョゼップ・グアルディオラ

モウリーニョ監督の“天敵”・グアルディオラ監督 [写真]=Getty Images


 ただし、モウリーニョ監督が最も苦手としているのが、グアルディオラ監督だ。過去23度の対戦は6勝7分け10敗(※PK戦は引き分けにカウント)。モウリーニョ監督にとって、キャリアでの通算敗戦数が二桁に達する唯一の敵将がグアルディオラ監督なのだ。なお、リーグ戦に限るとわずか3勝(2分け5敗)、同一クラブを率いてグアルディオラ監督から複数回勝利を挙げたことがない。直近のゲームでは勝利を収めているだけに、この試合にも勝って、ジンクスを崩すことはできるだろうか。

■“2年目のジンクス”はいかに!?
 昨年の11月20日にトッテナムの指揮官に就任したモウリーニョ監督が、得意の2年目に突入した。今季はエヴァートンとの開幕戦に敗れたものの、その後はプレミアリーグでクラブ史上最長となる7試合連続無敗を達成。2位に浮上して優勝の可能性も囁かれるようになってきた。ポルトガル人指揮官が2年以上率いたクラブは、マンチェスター・Uを除いた全クラブ(ポルト、チェルシー×2、インテル、レアル・マドリード)で2年目にリーグ制覇を果たしており、「トッテナムも……」という声もある。マンチェスター・Cから勝ち星を挙げるようなことがあれば、ファンの期待もさらに膨らむかもしれない。

■スパーズの“最強のふたり”

ソン・フンミン、ハリー・ケイン

好調を維持するソンとケインの“最強コンビ” [写真]=Getty Images


 トッテナムの好調を支えるのは、ハリー・ケインとソン・フンミンの最強コンビだろう。第8節終了時点でソン・フンミンは得点ランク1位タイの8得点。ケインも7得点をマークしている。特筆すべきは、ソン・フンミンの8得点のうち7得点をアシストしたのがケインであること(ソン・フンミンからケインへのアシストは2)。チームメイトとなってから6年目となる両者のコンビネーションは、今や「プレミア最強」と言われるまでに進化を遂げている。また今季のソン・フンミンは、シュート18本(枠内11本)で8得点を挙げるなど、驚異の決定力を誇る。マンチェスター・Cの守備陣が彼らを抑えられるのか、要注目だ。

■代表で汚名返上のフォーデンに注目
 マンチェスター・Cでは、イングランド代表で素晴らしいパフォーマンスを見せたフィル・フォーデンに注目したい。20歳の俊英は今年9月のA代表デビュー後、宿泊するホテルに女性を連れ込んだとして代表チームから追放。厳しい処分を受けたが、18日に行われたアイスランド戦で2得点1アシストを記録し、汚名返上を果たした。なお、U-9からマンチェスター・Cに所属する同選手がプレミア初ゴールを記録したのは2019年4月のトッテナム戦。グアルディオラ監督も期待をかける“ストックポートのイニエスタ”は、再び輝きを放つだろうか。

■お馴染みの主審が担当
 今節最大の大一番で主審を務めるのは、プレミアファンにはお馴染みのマイク・ディーン氏だ。同リーグで唯一500試合以上の主審歴を持つレフェリーは、マンチェスター・Cが44年ぶりのリーグ制覇を決めた2011-12シーズン最終節でも主審を担当している。しかし、マンチェスター・Cは同氏が主審を務めた最近3試合に勝ちなし(1分け2敗)。そのうちの1試合は直近のトッテナム戦(0-2)で、オレクサンドル・ジンチェンコに対してはレッドカードが提示された。一方、モウリーニョ監督にとっては“因縁の相手”で、チェルシーの監督時代に“ホーム77試合連続無敗”という大記録をストップさせた主審として知られている。しかし、そのゲーム以降、ディーン氏が主審を務めたリーグ戦で、モウリーニョ監督は無敗をキープ。単なる偶然か、それとも……。

■予想オッズは?
 日本時間20日22時現在、英国大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』はトッテナムの勝利に「4.2倍」、マンチェスター・Cの勝利に「1.8倍」、ドローに「3.9倍」というオッズを付けている。スタートダッシュに失敗し、さらに今回はアウェイという条件ながら、地力に勝るマンチェスター・Cが優位に立つと予想しているようだ。10位とはいえ、1試合未消化のマンチェスター・Cは勝ち点3で上位進出が狙える状況。対するトッテナムは、勝てば暫定で首位に浮上する。代表ウィーク明け、最初のビッグマッチを制するのはスパーズか、あるいはシティか。ファンならずとも必見だ。

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