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“バルサイズム”を持つタレントの現在地…久保のバルセロナ時代の同僚たちは今どこに?

2013年の『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』でチームメイトとともに優勝を祝う久保(前列中央) [写真]=Getty Images

 久保建英、アンス・ファティ、エリック・ガルシア――。現在、マジョルカ、バルセロナ、マンチェスター・Cに在籍する3人は、かつてバルセロナの下部組織でチームメイトだった。

 2013年には、日本で開催された『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』に揃って出場。日本凱旋となった久保は圧巻のパフォーマンスを披露し、ファティは7ゴールを挙げて大会得点王に輝いた。E・ガルシアはキャプテンとしてチームを初代王者に導き、大会MVPも受賞している。

 そんな3人は、20歳を迎える前にトップチームデビューを果たし、久保やファティに至っては主力メンバーとしてコンタントに出場機会を得ている。ただ“神童”と呼ばれる彼らだけでなく、7年前のバルセロナは他にも多くのタレントを抱えていた。

 久保の元チームメイトたちは今、どこでプレーしているのか。『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』の登録メンバーの中から5名の現在地を紹介する。

▼MFアドリアン・ベルナベ

[写真]=Getty Images


生年月日:2001年5月26日(19歳)
所属クラブ:マンチェスター・C
国籍:スペイン

 卓越したテクニックと視野の広さが魅力の攻撃的MF。もともとはエスパニョールの下部組織出身で、バルセロナが引き抜いた際には地元でちょっとした騒ぎになったほどだ。その後は順調にカテゴリーを上げていたが、2018年の夏にバルセロナとの契約を更新せず、マンチェスター・Cへ移籍。E・ガルシアと同じようにイングランドでプロデビューを志すこととなった。すると同年9月に行われたカラバオ・カップで早くもトップチームデビュー。プレミアリーグでプレーしたことはないが、左利きのテクニシャンということもあり、同胞の先輩であるダビド・シルバと比較する声も少なくない。

▼FWコンラッド・デ・ラ・フエンテ

[写真]=Getty Images


生年月日:2001年7月16日(18歳)
所属クラブ:バルセロナ
国籍:アメリカ

 アメリカのマイアミで生まれたあと、ハイチ出身の父親がバルセロナのハイチ領事館で働くことが決まったため10歳でスペインに移住。その後、12歳で“ラ・マシア”に入寮した。スピードを武器とするウインガーで、今年2月にはBチームで初得点をマーク。同僚の安部裕葵はポジションを争うライバルだ。今のところ代表はアメリカ合衆国を選択しており、昨年ポーランドで開催されたU-20ワールドカップにも飛び級で出場。コロナ禍で延期となった北米予選を勝ち抜けば、東京オリンピック出場の可能性があり、久保との対戦が実現するかもしれない。

▼MFニコラス・ゴンサレス

生年月日:2002年1月3日(18歳)
所属クラブ:バルセロナ
国籍:スペイン

 「ニコ」の愛称で親しまれる18歳は、デポルティーボの元主将フランの息子というサラブレッド。ビジョンに優れたプレーメーカーで、ボールを運ぶ能力も高いことから、フレンキー・デ・ヨングと比較されている。数年前にはマンチェスターの2強(ユナイテッドとシティ)が獲得に乗り出し、E・ガルシアやベルナベと同じキャリアをたどる可能性もあった。しかしバルサ残留を決断し、まずは父親と同じ舞台(リーガ)に立つことを目標にしている。学業も優秀で、過去には大学進学を検討しているとの報道もあった。二世選手として、大舞台での活躍に期待がかかる。

▼GK アルナウ・テナス

2018年に行われたU-17スペイン代表の試合でゴールを守るテナス [写真]=Getty Images


生年月日:2001年5月30日(19歳)
所属クラブ:バルセロナ
国籍:スペイン

 U-19スペイン代表の正守護神で、昨年夏に行われたU-19欧州選手権ではE・ガルシアやフェラン・トーレス(バレンシア)と共に優勝を経験。大会優秀選手にも選ばれた。今季の登録はフベニルA(U-19)だが、すでにBチームでの出場歴があり、昨年10月のエイバル戦ではトップチームの招集メンバー入りを果たしている。GKというポジション柄、トップチームデビューまではもうしばらくの時間がかかりそうだが、先日2023年までの契約延長が発表されたように、クラブ内での評価はかなり高い。ちなみに、双子のマルクがアトレティコ・マドリードのフベニルAに在籍。FWの彼とリーガの舞台で対決する日もそう遠くないかもしれない。

▼FWニルズ・モルティメル

[写真]=Getty Images


生年月日:2001年6月11日(19歳)
所属クラブ:バルセロナ
国籍:スペイン

 6月22日、バルセロナはフベニルAに所属する、あるストライカーとの契約延長を発表した。その選手こそがモルティメル。久保のバルサ時代の元チームメイトだった。2023年までの契約延長に合意し、違約金は5000万ユーロに設定。トップチーム昇格時にはその額が1億ユーロまで上昇するという。左ウイングを本職とするレフティーで、今季はBチームでも6試合に出場。彼もまた安部裕葵とポジションを争うことになりそうだ。

■その他、久保のバルサ時代の同僚たち(2019-20シーズンの所属先)

GKダビド・トロヤ(アルメリアU-19)
DFイバン ブラボ(マジョルカU-19)
DFホセ・ダビッド・アルバレス(レバンテU-19)
DFアドリア・アルティミラ(バルセロナU-19)
DFセルジ・ロサーナス(バルセロナU-19)
MFセルジ・アルティミラ(サバデルU-19)
MFミゲル・ベガ(アルバセーテU-19)
MFギジェルモ・アモール(ヘタフェU-19)
FWミゲル・アンヘル・ラミレス(ベティスU-19)

(記事/Footmedia)

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