2020.01.11

南野はプレミアデビューなるか!? トッテナム対リヴァプールについて知っておきたい8つのこと

トッテナム リヴァプール
トッテナムとリヴァプールが対戦する [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 11日に行われるプレミアリーグ第22節では、6位のトッテナムが首位リヴァプールをホームに迎える。昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストでありながら対照的なシーズンを送っている両チームの対戦を前に、知っておきたい8つのトピックを紹介する。

■リヴァプールはトッテナム戦が得意
リヴァプールはトッテナム戦を得意にしている。公式戦での最近16対戦でわずか1敗(11勝4分け)。昨シーズンのCL決勝を含め、4連勝中だ。また、リヴァプールがトッテナム戦で無得点に終わったのは、最近17試合で1度だけ。ユルゲン・クロップ監督のリヴァプール初陣となった2015年10月の一戦で、スコアレスドローだった。その試合以降、リヴァプールはトッテナムを相手に10試合連続でゴールをマーク。うち7試合で複数得点を記録している。今回もゴールラッシュが期待できそうだ。

■クロップはモウリーニョの天敵

モウリーニョ クロップ

[写真]=Getty Images

トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にとって、クロップ監督は天敵だ。公式戦での対戦成績は2勝4分け4敗。勝率20パーセントは、モウリーニョ監督が過去に10回以上対戦した監督の中で最低になる。レアル・マドリード監督時代の2012-13シーズンには、クロップ監督率いるドルトムントにCL準決勝で敗れ、同シーズン限りでクラブを退団。マンチェスター・Uの指揮官として臨んだ昨シーズンのプレミアでは、アンフィールドで1-3の完敗を喫し、その2日後に解雇通告を受けている。“対リヴァプール”は過去28試合で12勝9分け7敗と相性は悪くないモウリーニョ監督だが、クロップ監督に対する苦手意識を払しょくしたいところだ。

■対照的な両チーム
昨シーズンはCLファイナルまで勝ち進んだ両チームだが、今シーズンは対照的だ。リヴァプールはプレミア開幕20戦負けなし。ここまで落とした勝ち点はわずか2ポイントと、圧倒的な強さを誇る。49得点はマンチェスター・C(56)に次ぐ2位。14失点は最少と、内容もほぼパーフェクトだ。対するトッテナムは、監督交代から上昇気流に乗ったかと思われたが、現在は公式戦3試合に未勝利。5日に行われたFAカップでは、2部のミドルズブラを相手にドローゲームを演じ、この試合の3日後に再試合を戦わなければならない。モウリーニョ体制になってからも失点癖は改善されず、無失点はわずか1試合。守備のテコ入れは急務で、指揮官は早くも正念場を迎えている。

■トッテナムはエース不在で臨む
過去の対戦成績、現在のチーム状況、どちらを考慮しても形勢不利なトッテナム。さらに彼らは、エースのハリー・ケインを欠いて今回の一戦を戦わなければならない。今シーズンのプレミアではチーム最多の11得点をマーク。出場11試合で6得点2アシストと、“リヴァプール・キラー”としても知られるケインだが、1月1日のサウサンプトン戦でハムストリングを負傷し、4月まで復帰することができない。なおトッテナムは、ケインが欠場した公式戦は最近12試合でわずか2勝(4分け6敗)。今シーズンは3分け1敗と、1勝も挙げられていない。大黒柱不在の大ピンチに、モウリーニョ監督はどのような打開策を講じるのか、注目される。

■サラーに注目

サラー

[写真]=Getty Images

ケインが“リヴァプール・キラー”なら、“トッテナム・キラー”に相当するのが、モハメド・サラーだ。サラーはトッテナム相手の公式戦で、11試合に出場して7ゴールを記録。直近の2対戦では、それぞれPKによるゴールを挙げている。またモウリーニョ監督との因縁対決も注目ポイントの一つだ。今から6年前にサラーをイングランドに連れてきたのが、当時チェルシーを率いていたモウリーニョ監督だった。しかしチェルシーでは活躍の場を見出せず、ローン移籍を繰り返した末に退団。それが今やプレミアの顔とも言える選手に成長を遂げた。モウリーニョ監督の前で、どのようなプレーを披露するのか目が離せない。

■無敗記録はどこまで続く?
リヴァプールは、2日に行われたシェフィールド・U戦に2-0で勝利。これで、リーグ戦は1年間無敗となった。最後に敗れたのは2019年1月3日のマンチェスター・C戦。その試合以降、37試合連続(32勝5分け)で無敗を貫いており、プレミア史上3番目の記録になる。最長記録は“インビンシブル”でおなじみのアーセナルが2003年から2004年にかけて達成した49試合。2位はジョゼ・モウリーニョ監督が2004年から2005年にかけてチェルシーで成し遂げた40試合だ。モウリーニョ監督は自らの記録にクロップ監督が並ぶのを阻止することができるのか。

■南野、史上9人目のデビューなるか

南野拓実

[写真]=Getty Images

5日のFAカップでリヴァプールデビューを果たした南野拓実。この試合でピッチに立てば、プレミアリーグに出場する史上9人目の日本人選手となる。直近でデビューしたのは、ニューカッスルに所属する武藤嘉紀だった。昨シーズンの開幕戦で、終盤に途中出場してデビュー。その相手はトッテナムだった。なお、香川真司と岡崎慎司がプレミアリーグ出場2試合目で得点を記録しているが、これまでデビュー戦でゴールを決めた日本人選手はいない。南野は一号になるチャンスだ。

■予想オッズは?
日本時間10日正午現在、英国ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は、トッテナムの勝利に「4.75倍」、リヴァプールの勝利に「1.67倍」、ドローに「4.20」倍というオッズを付けている。トッテナムのホームゲームだが、首位を独走中で、対戦成績でも優位に立つリヴァプールが勝利する可能性が高いと予想したようだ。しかしプレミアリーグの酸いも甘いも知り尽くすモウリーニョ監督は、あらゆる手をつくすだろう。リヴァプールが無敗街道を突き進むのか。あるいは、トッテナムが今季リーグ戦初黒星をつけるのか。激闘必至の好ゲームに注目だ。

(記事/Footmedia)

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