2020.01.07

リヴァプール南野、地元紙がデビュー戦でのプレーを徹底解説!「静かだったが…」

南野拓実
エヴァートン戦でデビューしたリヴァプールの南野拓実 [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 リヴァプールに所属するFW南野拓実が、5日に行われたFAカップ3回戦エヴァートン戦でデビューを果たした。6日、イギリス紙『リヴァプール・エコー』が同選手のデビュー戦でのプレーを解説している。

 先発入りを果たした南野は、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの代役としてセンターFWでプレーし、70分まで出場。チームは1-0で勝利した。リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は試合後、南野について「スーパーだ、突出していた。まさに我々が欲しかった選手、まさに願った選手だよ」と絶賛した。

『エコー』紙はエヴァートン戦の南野について、攻守両面で4つの特長を見せたと指摘。状況に応じた駆け引きで味方をサポートしたプレーぶりを評価した。

「南野の試合における明らかな特長の一つは、彼が味方にパスの選択肢を提供できること。浮いたスペースに入りこんでボールを要求するなど、いくつかの事例が見受けられた。エヴァートンのDFとMFのライン間に頻繁に顔を出した結果、味方に“ラインを突破するパス”という選択肢が提示された。彼は散発的にそれらのプレーを行ったが、多くの場合、チームメイトはリスクを取ることを避けた(=南野にパスを出さなかった)。南野がレギュラー組と一緒にプレーした場合、(その判断は)変わる可能性が高いだろう」

「28分、スペースに入り込んだ南野がパスを受け取ったとき、一つの特別な瞬間が発生した。一旦支配権を握ると、南野はボールをコントロールし、エヴァートンのDFに向かって前進することができた。これは、モハメド・サラーとサディオ・マネが相手DFの背後にいる典型的なシナリオの場合、かなりの脅威となる」

「巧妙な動きと戦術的な認識を強調した別のアクションも見受けられた。33分、南野がヤセル・ラローチをサポートするために近付くと、相手のジェリー・ミナがわずかに寄せてきた。ミナの接近に気付いた南野は、その背後に生まれたスペースへと飛び込んだ。残念ながらペナルティエリア内でボールをロストしたが、南野はエヴァートンのDFよりも速く、彼はスルーパスに間に合うことができた」

「加えて、フィルミーノが普段やっているのと同じように、チームのプレスを頻繁に引き起こした。彼はむやみに対戦相手へと走るのではなく、接近とパスコースの限定を同時に行った」

 同紙は最後に、デビュー戦の同選手を次のように総括した。

「静かだったが、フィルミーノが不在の中、彼は(フィルミーノという)有能な基準以上にプレーすることもできると示唆する多くの試みを見せた。特に、マネやサラーと一度でも一緒にプレーすれば…(真価が発揮されるだろう)」

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