2019.08.15

飛行機事故で亡くなったサラ、墜落前に一酸化炭素中毒か

サラ
今年1月に飛行機事故でなくなったサラ [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 飛行機墜落事故で亡くなったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが、高濃度の一酸化炭素にさらされていたことがわかった。イギリスメディア『BBC』が14日に報じた。

 サラは1月21日にナントからカーディフ・シティの移籍が決定し、ナント・アトランティック空港からカーディフへと向かっていたが、搭乗した小型飛行機がレーダーから姿を消して行方不明となった。警察による捜索は同24日に打ち切られたが、寄付やクラウドファンディング、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(バルセロナ)やFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)らの支援によって捜索が再開され、2月3日に海底に沈む小型機が発見、同7日にサラの遺体が確認された。

 イギリス航空事故調査局(AAIB)の発表によると、毒物検査の結果、サラの血液中に脳卒中や心臓の発作、失神を引き起こすレベルの一酸化炭素が検出されたという。パイロットのデイヴィッド・アイボットソン氏はまだ発見されていないが、同様に高濃度の一酸化炭素にさらされている可能性があるようだ。

 AAIBは「低いレベルの一酸化炭素にさらされた場合は、眠気やめまいを引き起こしますが、今回のような高いレベルであれば、失神や命を落とす可能性があります。調査は幅広い範囲で続けていきますが、特に一酸化炭素が機内に漏出した潜在的な方法を探ってきます」とコメントしている。

 サラの家族の弁護士は、「家族は飛行機の詳細な技術検査が必要だと信じている。家族や一般の人たちが、なぜ一酸化炭素が機内に入ってきたかを知る必要がある」と原因究明を求めた。

 この墜落事故は現在も捜査が続けられており、2020年はじめには調査結果が発表される予定だという。

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