2019.04.20

注目の“ファイナルラウンド”…マンC対トッテナムについて知っておきたい7つのこと

マンチェスター・C トッテナム
マンチェスター・Cとトッテナムが対戦する [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 サッカー史に残る大激闘から中2日。20日に行われるプレミアリーグ35節では、マンチェスター・Cトッテナムが再びあいまみえる。



 チャンピオンズリーグ(CL)の敗退が決まったことで今シーズン4冠の夢は潰えたマンチェスター・Cだが、それでもまだ“3冠”達成の可能性は残っている。プレミアリーグでは、首位リヴァプールと2ポイント差の2位。1試合消化が少ないため、残り5試合で全勝すれば自力での優勝を決められる。まずはビッグイヤー獲得を阻まれた相手にリベンジを果たし、リーグ連覇に近づきたいところだ。

 対するトッテナムはCLで初の準決勝進出。欧州チャンピオンズカップ時代に遡っても、57シーズンぶりの快挙となる。新たな歴史の扉を開いたが、喜びに浸ってばかりはいられない。現在プレミアリーグは3位だが、6位マンチェスター・Uとの勝ち点差はわずかに「3」。欧州制覇を成し遂げれば来シーズンのCL出場権を獲得することはできるが、まずは国内の戦いでその権利を確保しておきたいところだろう。

 CL準々決勝2試合を経て迎える“第3ラウンド”の勝者は、果たしてどちらになるのか。注目の一戦について、知っておきたい7つの情報を紹介する。

■超過密日程

CL準々決勝セカンドレグが終わったのは、現地17日のおよそ22時だった。そして20日に予定されている今回の一戦は、現地12時半のキックオフ。その間隔は62.5時間となる。移動や睡眠などを考えると、回復と準備の時間はほとんど取れないと言っていいだろう。実際、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「(17日の試合後)水曜日の夜はほとんど寝られなかった」と告白。あれだけ劇的な勝ち抜けを果たしたあとでは、熟睡する方が難しいだろう。それはマンチェスター・Cにも言えることで、あの夜はなかなか寝付けなかったはずだ。しかも彼らは24日にマンチェスター・Uとのダービーマッチが控えている。この超過密日程をどう乗り越えるか、両クラブの底力が試めされる。

■過去の対戦成績はほぼ互角

両クラブは公式戦通算159回目の対戦となる。過去158戦の成績は、マンチェスター・Cが62勝、トッテナムが61勝、そしてドローが35試合とほぼ互角。一方、プレミアリーグの試合に限れば、今回が44回目の対戦となり、マンチェスター・Cが14勝、トッテナムが23勝、そしてドローが6試合と、トッテナムが勝ち越しに成功している。

■打ち合い必至

マンチェスター・C

[写真]=Getty Images

プレミアリーグで両クラブが対戦するときは、“ゴール”が保証されている。最近15回の対戦で、トッテナムは21得点、マンチェスター・Cは39得点を記録。合計60ゴールが生まれており、1試合平均4ゴールが飛び交っている。開始21分までに両クラブ合わせて5ゴールが生まれた17日のCLほどではないにせよ、打ち合い必至の好ゲームが期待できる。なお、最後にスコアレスドローに終わったのは、9年前までさかのぼる。トッテナムのホーム、ホワイト・ハート・レーンで行われた2010-11シーズンの開幕戦のことだった。

■新たな因縁勃発か!?

グアルディオラ

[写真]=Getty Images

ポチェッティーノ監督とマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ちょうど10年前の1月に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で監督として初対戦。当時エスパニョールを率いていたポチェッティーノ監督にとっては、トップチームでの初采配となった。以来、17日のCL準決勝セカンドレグまで両者は16回対戦。グアルディオラ監督が9勝4分け3敗と勝ち越しているが、3日前の戦いではアルゼンチン人指揮官に勝利の女神がほほ笑んだ。手の内を知り尽くす名将同士のベンチワークにも注目したい。

■ホーム最強のマンC

マンチェスター・C

[写真]=Getty Images

CL準決勝セカンドレグは劇的な形で幕を閉じたため、意外に忘れがちだが、同試合のスコアは4-3でマンチェスター・Cが勝利を収めた。これで、ホームでの公式戦は12連勝中。プレミアリーグに限っても、本拠地での今シーズン17試合は16勝1敗とリーグトップの成績を残している。エティハド・スタジアムでは文字通り“最強”を誇っており、トッテナムに対してもプレミアリーグのホームゲームは最近8試合で6勝、1試合平均2.9ゴールを叩きだしている。

ソン・フンミンは再び脅威に!?

ソン・フンミン

[写真]=Getty Images

注目選手をあげるなら、ソン・フンミンは外せないだろう。26歳の韓国代表FWは、CL準々決勝で2試合連続ゴールをマーク。ハリー・ケインが負傷で離脱するなか、マンチェスター・C相手に3ゴールを叩き出してチームの救世主となった。これで、公式戦最近22試合で14ゴール7アシストを記録。トッテナムは今シーズン、ケイン不在のリーグ戦5試合ですべて勝利を挙げているが、この試合でも“シティー・キラー”となったソン・フンミンのプレーから目が離せない。

■予想オッズは?

イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、この試合の勝敗予想オッズを発表。日本時間19日17時時点で、マンチェスター・Cの勝利に「1.27倍」、トッテナムの勝利に「11倍」、そしてドロー決着には「6倍」のオッズがついている。CLでの激闘ぶりからは意外なほどに差が開いているが、それを裏付けるようなデータはある。トッテナムは今シーズン、プレミアリーグで“ビッグ6”相手に2勝(1分け6敗)を挙げているが、最近5試合に未勝利。ビッグマッチでは、しばらく勝利から遠ざかっている。一方のマンチェスター・Cは今シーズン、“ビッグ6”相手の平均勝ち点が「2.38」とリーグNo.1。CLでは涙を飲んだが、大一番に強いところを証明している。果たして、マンチェスター・Cが雪辱を果たすのか、あるいはトッテナムに再び歓喜の瞬間が訪れるのか。いずれにせよ、緊張感漲る好試合になること請け合いだ。

(記事/Footmedia)

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