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英選手労働組合が選手にSNSボイコットを呼びかけ…人種差別に対抗

2019.04.19

左からヤング、ローズ、スターリング [写真]=Getty Images

 イングランドのプロ選手を会員とする労働組合であるPFA(プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション)が、選手たちに対し、日本時間19日17時から1日間、SNSの投稿をボイコットするように呼びかけた。18日にイギリス紙『デイリーメール』が報じた。

 3月に行われたEURO2020予選のイングランド代表対モンテネグロ代表戦で、FWラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)やDFダニー・ローズトッテナム)がモンテネグロサポーターから差別チャントを受けたのを皮切りに、イングランド内では人種差別に対する議論が活発になっていた。

 しかしながら、17日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝・バルセロナ戦で低調なパフォーマンスを見せたマンチェスター・UのDFアシュリー・ヤングに対して、SNS上で人種差別とも取れる批判のコメントが多く見かけられるなど、事態はさらに悪化している。

 PFAの関係者は「ここ数カ月、国内と国外の両方から選手たちに人種差別的なコメントが多数寄せられている。今回のボイコットは、選手たちの結束を見せることで、ソーシャルネットワークとフットボールの権威が、ピッチ内外の人種差別に対してより強い行動をとることを求めるものだ」とコメントした。

 人種差別の対象となっている各選手からもコメントが寄せられた。

■DFクリス・スモーリング(マンチェスター・U)
「すべてのSNSのユーザーの精神的健康が年齢・人種・性別・収入に関係なく守られるように、(プロサッカー選手という)特権的な立場にいる我々が行動しなければならない」

■DFダニー・ローズトッテナム
「将来の選手たちには僕のキャリアと同じ経験をして欲しくない。フットボールの権威とSNSの企業による、あまりにも少ないプレイヤーの保護をただ待つだけのつもりはない」

■FWトロイ・ディーニーワトフォード
「我々はSNSとピッチの両方で、少数の心の狭い無知な人々による攻撃を受けている。ボイコットはほんの一歩だが、選手全員で一丸となって人種差別に対抗する、それだけで十分だ」

■DFウェズ・モーガンレスター
「サッカーと人種差別の戦いは進展を見せているにも関わらず、いまだに多くの選手が攻撃されている。だからこそ選手として、人種差別を根絶やしにするためにもっとやらなければならないという意思表示をする」

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