プレミアリーグは、2018−19シーズンもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入しないこととなった。13日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
イングランドでは、今シーズンからFAカップとカラバオ・カップ(リーグ杯)の2大会でVARが試験導入されている。そこで、来シーズンからはプレミアリーグにも導入するかという投票を全クラブで行ったところ、本格導入は見送り、2018−19シーズンも試験的な使用を継続することで合意したという。
プレミアリーグのクラブは、現状の形では、プレーしている選手たちや、スタジアムにいるファン、テレビを見ている視聴者への判定の伝え方にまだ課題があるとの認識で一致しているようだ。
VARは今シーズンすでにセリエA、ブンデスリーガで導入されており、今夏に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシアや、来シーズンからはリーガ・エスパニョーラでも導入されることが決定している。しかし、プレミアリーグでは先送りとなることとなった。