トッテナムは14日、イングランド代表FWハリー・ケインの負傷離脱をクラブ公式サイトで発表した。
ケインは、11日に行われたプレミアリーグ第29節のボーンマス戦で先発出場したが、相手のボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチとの接触で右足首を負傷。前半34分に途中交代を余儀なくされていた。
検査の結果、右足首の外側じん帯を損傷しており、「4月にチーム練習に復帰する見込み」だという。同選手は、昨年もほぼ同じ3月12日に行われたFAカップ準々決勝のミルウォール戦で右足首のじん帯を損傷し、約4週間離脱。2016年9月にも同じ箇所のケガで7週間もピッチを離れていた。
これにより、同選手は17日のFAカップ準々決勝スウォンジー戦や、イングランド代表のオランダ代表戦(23日)とイタリア代表戦(27日)も欠場が決まった。
ケインは今シーズンの公式戦で38試合に出場し、35ゴールを記録している。プレミアリーグでは、リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並ぶ24ゴールで得点ランキング首位。欧州リーグ最多得点者の座をかけた“ゴールデンシュー”争いも繰り広げていたが、ケガにより得点王争いからも一時離脱を強いられることとなった。