ムヒタリアン、記録ずくめの勝利に「本当のファンに感謝している」

ヘンリク・ムヒタリアン

ワトフォード戦で1G1Aの活躍を見せたムヒタリアン [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが、ワトフォード戦の勝利を本当のサポーターに捧げると語った。12日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 11日に行われたプレミアリーグ第30節ホームでワトフォードと対戦したアーセナル。8分にドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィのヘディングで先制すると、その後、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと、ムヒタリアンが追加点を挙げ、3−0で快勝した。

 これにより、リーグ戦4試合ぶりに勝利を収めたアーセナルは、12試合ぶりの完封で、元チェコ代表GKペトル・チェフは自身通算200回目の無失点試合を達成。ドイツ代表MFメスト・エジルはプレミアリーグ史上最速で50アシストを記録。さらにアーセナルはプレミアリーグのホームゲーム通算1000得点に到達するなど、記録ずくめの勝利となった。

 しかし、今シーズンの成績不振が原因で、最近はホームスタジアムであるエミレーツ・スタジアムでの試合で空席が目立つなど、ファンからの信頼を失いつつあるアーセナル。ムヒタリアンは、同試合の勝利を本当のサポーターに捧げると語った。

「僕たちはファンのためにプレーしている。今日スタジアムに訪れるはずだったかどうかは関係ない。僕たちはいつもスタジアムに来てサポートしてくれているファンのためにプレーしている。その人たちが本当のファンだ」

「勝っている時だけにスタジアムに来る人たちに言うことはない。いつもサポートしてくれる人たちには感謝を言いたい」

 また、お互いのゴールをアシストし合ったオーバメヤンについては次のように語った。

「彼とプレーするのをいつも楽しんでいるよ。特別なことだね。今日のゴールは彼に感謝しないとね。僕たちは共に協力し合って、さらに得点を重ねていくことができたらいいね」

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