トッテナムの指揮官を務めるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、11日に行われたプレミアリーグ第30節ボーンマス戦で快勝を収めたチームを称賛した。同日付でアメリカ紙『ESPN』が報じている。
この試合では、0-1で迎えた34分に、リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと同じ24ゴールで得点ランキングで首位に立つイングランド代表FWハリー・ケインが負傷退場していた。
しかし、チームはその直後のイングランド代表MFデレ・アリのゴールを皮切りに4得点を挙げ、見事逆転勝利を収めていた。
試合後、ポッチェッティーノ監督は「彼らは素晴らしいサッカーをしてくれた。ソニー(韓国代表FWソン・フンミン)は2ゴールを挙げ、(ケインと交代で出場した)ラメラは良いパフォーマンスを見せてくれた。私にとってはチーム全体、そしてスカッドによる勝利だった」と、エースの退場にも屈せず、勝利したチームに賛辞を送った。
「サッカーはチーム全体のものであり、様々な選手が一緒にプレーしている。競争力を持ち、何かを獲得したり、すべての目標を達成してシーズンを終えたい場合、そのためには同じ目標を持つ24人ないし25人のプレーヤーが必要なんだ」
また、この試合で活躍したソン・フンミンについては「彼は勝利に満足していたし、ゴールを決めた瞬間は選手にとって大きなものだった。今シーズン、多くの得点を挙げている選手ではなかったから、彼にとっては特別だったよ」と、ケインの穴埋めを期待するコメントを寄せた。