パリ・サンジェルマンが、現在チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外のチェルシーでプレーするフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に関心を示している。10日にイギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
パリ・サンジェルマンは今シーズン、CL優勝候補であったのにもかかわらず、ブラジル代表FWネイマールの不在もあり、決勝トーナメント1回戦で前回王者レアル・マドリードに2戦合計2-5で敗れた。そして早くも来シーズンの同大会に向けてチームの補強を試みている。
トップターゲットとなっているカンテは2016年にレスターでプレミアリーグ優勝を果たしてからチェルシーに移籍。2016-17シーズンでも同クラブのリーグ優勝に貢献し、複数メディアやファンからトップクラスのMFとして称賛されるようになった。
しかし、チェルシーは現在CL出場圏外の5位に順位を落としており、4位とは暫定で勝ち点2差である。4位のトッテナムが今節の試合に勝利すればその差は5に開いてしまい、同メディアはチェルシーのCL出場は困難であると述べた。
パリ・サンジェルマンはこれを受けてカンテの獲得に動いているという。ただ、2021年までチェルシーと契約を結んでいるカンテは、退団を考えていないようだ。