クロップ監督がファン・ダイクにアドバイス「指笛は受け入れなければ」

ファン・ダイクとクロップ監督

ファン・ダイクにアドバイスしたクロップ監督 [写真]=Getty Images

 リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクにブーイングの対処法をアドバイスしたようだ。11日、試合前会見を公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ第27節サウサンプトン戦を12日に控えるリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ブーイングが予想されるファン・ダイクにアドバイスをしたようだ。

 ファン・ダイクは今冬の移籍市場においてDF市場最高額の移籍金でサウサンプトンからリヴァプールへ移籍。高額な移籍金をサウサンプトンに残していったが、シーズンが始まる前にトランスファーリクエストを出していたこともあり、同クラブのサポーターはよく思ってないため、ブーイングが予想されている。

 それを受けて、クロップ監督は同選手に対してブーイングや指笛は無視するべきだとアドバイスをしたという。

「私たちは人間だからシチュエーションに影響される。ブーイングがあって普通の試合になるわけがない。彼らは私たちがやろうとすること全てを邪魔したいと思っているから指笛を吹くんだ。私はまったくいいことだとは思わない。私たちは過剰に反応しより大きくしてはいけないし、するつもりもない」

「この試合が特別な試合だということは分かっているが、それ以上でも以下でもない。私たちは試合でどうプレーすればいいかについてだけ考えている。ブーイングが鳴りやまないおかしな状況をどうするかなんて少しも考えてない。我々には防ぎようのないことだからね。彼はブーイングを受け入れなければいけない。指笛やアウェイの雰囲気にね。そしてその中でもサッカーをしっかりやらなければいけない」
 
 リヴァプールは首位を独走するマンチェスター・Cに唯一勝利したが、スウォンジー・シティ相手に取りこぼすなど決して安定しているとは言えない。その直後にスウォンジーに負けるなど不安定な状態が続いている。チャンピオンズリーグ出場権をかけた熾烈な争いの中勝利を収めることができるのだろうか

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