今冬の移籍市場開幕…英メディアが紹介した「移籍する可能性のある6人」とは?

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今冬に移籍する可能性がある選手たち [写真]=Getty Images

 1月1日から欧州サッカーリーグ・冬の移籍市場が開かれ、前半戦で補強ポイントが明確になったクラブが新戦力の確保に動き、同時に余剰人員の整理も行う。その中で、イギリスメディア『スカイスポーツ』が、1月に他クラブへ移籍するべきプレミアリーグの選手を6人ピックアップした。

■ダニエル・スタリッジ(FW/リヴァプール)
 現在28歳のイングランド代表は、2013-14シーズンにリヴァプールに移籍すると、移籍初年度に公式戦33試合出場24ゴールをマークした。しかし、負傷により過去3シーズンで23試合にしか出場できず、計算できる戦力ではなくなってきた。

 事実、ユルゲン・クロップ監督はブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを信頼しており、フィルミーノもリーグ戦20試合9ゴールと結果を残している。11月に監督は「放出はしない」と語るものの、その後の出場時間はわずか18分だという。

■ルーク・ショー(DF/マンチェスター・U)
 2014年にサウサンプトンから移籍してきた当時18歳のショーは、10代の選手にしては破格である3000万ポンド(約52億円)という値札がつけられた。しかし、マンチェスター・Uでのプレーは、周囲を納得させるものではない。

 プレミア第17節で足首のケガから復帰したショーは、第20節と第21節で先発出場したが、今後不仲が報じられているジョゼ・モウリーニョ監督のもとで出場機会が得られるかどうかは不明瞭。22歳とまだ若い彼は、この冬に移籍する可能性がある。

■ロス・バークリー(MF/エヴァートン)
 クラブとの契約終了期限が残り約6カ月と迫り、各メディアが移籍の噂を報道している。昨夏の移籍市場では最終期限日にチェルシー移籍間近と思われていたものの、土壇場で残留した。

 サム・アラダイス監督は「彼を歓迎する」とバークリーの指導を喜んでいたが、本人がクラブとの契約延長を拒否している以上、噂されるチェルシーかトッテナムへの移籍は時間の問題だという。

■ダヴィド・ルイス(DF/チェルシー)
 昨シーズン、プレミアリーグ優勝の立役者となったブラジル代表の移籍話が慌ただしくなっている。今シーズンも第10節までは定期的に出場していたが、それ以降デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに活躍の場を奪われている。

 10月以来リーグ戦で出場機会ゼロのD・ルイスには、レアル・マドリードとバルセロナが興味を示しており、チェルシーでの2度目の旅も早々に終わりを告げるかもしれない。

■セオ・ウォルコット(FW/アーセナル)
 所属しているアーセナルでリーグ戦での先発出場が1試合もないウォルコットは、28歳にして11年間過ごしてきたクラブを去る恐れがある。本人は来年に控えたワールドカップへの出場を望んでいるようで、出場機会を保証してくれるクラブを探しているという。

 また、同メディアはヨーロッパリーグでしか出番を得られていないことにも言及し、今冬に移籍するのは間違いないとしている。

■イスラム・スリマニ(FW/レスター)
 2016年の夏に2900万ポンド(約44億円)でレスターへ移籍してきたスリマニは、今シーズン主に控え要員として計算されている。新しくクラブを率いるクロード・ピュエル監督も「簡単には状況は変わらない」と、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディへの信頼を明かした。ウォルコットと同じく、今冬の移籍が確実視されている。

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