イングランドサッカー協会(FA)は、ジョゼップ・グアルディオラ監督に処分を下さないことを発表した。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
11月30日に行われたプレミアリーグ第14節でマンチェスター・C対サウサンプトンの試合後、グアルディオラ監督がサウサンプトンのイングランド代表FWネイサン・レドモンドに対して興奮した様子で話しかけていた。この時に、同選手に対して暴言を吐いたことが疑われ調査が行われていた。
しかし、試合後にレドモンドがSNS上で、次のようにその可能性を完全否定していた。
「彼は情熱的な人で、力強くアグレッシブな監督だよ。でも僕に対して敬意を持って接してくれたし、ポジティブな言葉をかけてくれたんだ」
「彼は僕の才能について語ってくれて、もっと攻撃した方がいいとアドバイスをくれたよ。僕も、『監督が僕に求めてくれることをしただけさ』って返事したんだ。それだけだよ、他に明言することはないんだ。彼は世界一の監督だよ」
“被害者”となったレドモンドの発言もあり、FAは処分を下さないことを発表。これにより、グアルディオラ監督はプレミアリーグの連勝記録更新がかかった、10日に行われるマンチェスター・U戦の指揮をすることが可能となった。