チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールが、今シーズンからチームメイトとなったスペイン代表FWアルバロ・モラタに賛辞を贈っている。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じた。
最高で8000万ユーロ（約103億1000万円）とも言われる高額の移籍金で加入したモラタは、アントニオ・コンテ監督の構想外となったスペイン代表FWジエゴ・コスタに代わる新エースと目されていた。その期待に応えてこれまでのプレミアリーグ8試合で6ゴールと得点を量産し、早くもその才能を証明しつつあるところだ。
そんなモラタを攻撃陣の柱の一人であるアザールも高く評価しているようで、チェルシーの公式サイトに「彼は一流のストライカーだ」と語り、こう続けている。
「良い選手同士が一緒にプレーする場合、2年間一緒にトレーニングする必要はないんだ。アルバロが僕たちと一緒にピッチにいるとき、僕たちは彼の動きを確認することができるし、その技術の高さも把握できる。今までジエゴとそうしてきたようにね」
「僕はストライカーと良好な関係を築こうとしているんだ。僕のポジションでは、彼らをターゲットマンとして迎え入れるのはいいことだからね。だから、彼らとの良好な繋がりが必要なんだ」
プレミアリーグ挑戦1年目のモラタにとっても、2度のリーグ制覇を経験しているアザールからの信頼を勝ち得たことは頼もしいことだろう。モラタは今後もアザールと高度な連携を築き上げ、昨シーズンのリーグ戦で20ゴールを記録して優勝に貢献した“前任者”D・コスタのような活躍を披露することができるだろうか。