エヴァートンが、ドルトムントを指揮していたトーマス・トゥヘル監督を次期監督の筆頭候補として交渉を開始していることが分かった。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日に報じている。
今夏エヴァートンは13人獲得し、1億5290万ポンド(約228億円)を補強に費やした。この金額はマンチェスター・Uの1億6950万ポンド(約253億円)を少し下回りプレミアリーグのクラブで4位の金額だ。しかし、リーグ第9節終了時点2勝2分け5敗で勝ち点「8」。18位に沈んでいる。そこでエヴァートンは23日、ロナルド・クーマン監督の解任を発表した。
Everton spent heavily in the summer but lie 18th having made their third worst start to a @PremierLeague campaign: https://t.co/8Bwm439Bta pic.twitter.com/7TUGY7uju2
— Sky Sports News (@SkySportsNews) October 23, 2017
同メディアによると、エヴァートンはクーマン監督の後釜として、昨季までドルトムントを指揮していたトーマス・トゥヘル氏を筆頭候補に浮上させたようだ。トゥヘル氏はマインツやアウクスブルクの指揮経験を持つ。昨シーズンはドルトムントで同クラブをDFBポカール(リーグカップ)優勝に導いている。次期監督が就任するまでは、U-23プレミアリーグでエヴァートンを率いているデイビット・アントワース監督が同クラブの暫定監督して指揮するようだ。
R・クーマン監督は1963年生まれの54歳。フィテッセやアヤックス、PSV、AZ、フェイエノールトといった母国オランダのクラブで指揮を執り、ベンフィカやバレンシアを率いた経験も持つ。2014年からサウサンプトンの指揮を執った後、昨年夏からエヴァートンを率いていた。