世界最高の守護神は誰だ? シュマイケル氏、ベスト11に入れたいGKを明かす

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世界に名だたる名手たち [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uの伝説的選手である元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏が、イギリスメディア『スカイスポーツ』内で現代のGK事情について語っている。

 プレミアリーグ第8節リヴァプール戦にてスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが好セーブを連発し、敵地でマンチェスター・Uの勝ち点1獲得に尽力した。

 かつてリヴァプールで活躍した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏の「ベストイレブンを決めるなら、デ・ヘアをGKとして選ぶ」とのコメントにシュマイケル氏は「素晴らしいGKがマンチェスター・Uにいるけど、彼は2番手だろう」と反論している。

「プレミアリーグには最高峰のGKがたくさんいる」と前置きした上で、「現時点で私のお気に入りはドイツ代表GKマヌエル・ノイアーだ」と述べている。時にペナルティエリア外まで出るアグレッシブなスタイルが魅力的なようで「長い間活躍できる理由は、あのプレーに起因していると思う」と評した。同選手がシャルケでプレーしていた時「目が釘付けになった」シュマイケル氏は「勇気があり、ゴールマウスから離れてプレーもできる。あのようなGKは世界を見渡してもなかなかいないんだ。だから好きだね」と、ベストイレブンに入れる守護神を明かしている。

 PFA(イングランドサッカー選手協会)が選ぶ昨シーズンの年間ベストイレブンに選出されたデ・ヘアも「DFにとって信頼できる選手」であり、「足が速く、どんな場面にも対応できる。知性も持ち合わせいるし、間違いなくトップ10には入るね。ポジショニングの良さに秀でている」と称賛した。

 チェルシーの守護神に君臨しているベルギー代表GKティボー・クルトワの活躍にも触れている。「規格外の選手」と褒め称え、「大きな体で数多くのシュートからチェルシーを守っているんだ。クロスの対応はピカイチ。ペナルティスポット内のボールであれば世界一かもしれない。敵将が『クルトワからボールを遠ざけろ』と指示出しするのを想像できるね」と語っている。

 同氏はほかにも、ブラジル代表エデルソンやスロヴェニア代表ヤン・オブラク、イタリア代表ジャンルイジ・ドンナルンマにも期待しており、欧州で活躍するGKたちにエールを送った。

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