クロップ監督体制のリヴァプール、“ビッグ6”相手の成績がすごいと話題に

フィルミーノ

リヴァプールが新たにフィルミーノと長期契約を結んだ [写真]=Getty Images

 リヴァプールで3年目を迎えるユルゲン・クロップ監督に関する面白いデータが紹介されている。

 イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、そのデータとは“ビッグ6”同士の対戦成績だという。“ビッグ6”とはチェルシー、マンチェスター・U、マンチェスター・C、リヴァプール、アーセナル、トッテナムの強豪6チームのことを指す。2015年の途中から監督に就任したクロップ監督は、ほかの5クラブに対しての勝率が抜きん出ているという。

 リヴァプールはライバルと19試合を戦い、勝ち点36を獲得している。唯一敗戦したのが、一昨シーズンの1月に行われたマンチェスター・Uとの一戦だけだという。その勝率は47パーセント。およそ半分の割合で強豪相手に勝利を飾っている。なお2位につけているのはチェルシーで、勝ち点27を獲得し勝率37パーセントである。

 さらに、リヴァプールがもっとも得意とする相手がマンチェスター・Cとアーセナルである。事実、プレミアリーグ第3節でアーセナルと対決したリヴァプールは、4ゴールを奪い完勝した。ビッグ6同士の直接対決で4点差以上ついたのは、昨シーズンの10月に行われたチェルシー対マンチェスター・U戦以来である(試合はチェルシーが4ゴールを奪い勝利している)。

 度々守備のもろさが批判されるリヴァプールだが、ビッグ6同士の試合に限れば17ゴールしか奪われておらず、他のどのチームよりも低い失点数となる。また攻撃陣も好調で、ライバルから35ゴールを記録した。

 9日にマンチェスター・Cとの試合が控えるリヴァプールは、ポジティブなデータを持って上位陣対決に挑む。

 以下、同メディアが掲載したクロップ監督就任以降のビッグ6同士の勝率

リヴァプール…19試合9勝9分1敗 勝ち点36 勝率47パーセント
チェルシー…19試合7勝6分6敗 勝ち点27 勝率37パーセント
トッテナム…19試合6勝9分4敗 勝ち点27 勝率32パーセント
マンチェスター・U…17試合5勝7分5敗 勝ち点22 勝率29パーセント
アーセナル…18試合3勝7分8敗 勝ち点16 勝率17パーセント
マンチェスター・C…18試合3勝6分9敗 勝ち点15 勝率17パーセント

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