ミニョレ、新加入サラーを称賛「チームに違いをもたらしてくれる」

モハメド・サラー

リヴァプールで順調なスタートを切ったサラー [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するベルギー代表GKシモン・ミニョレが、今夏加入したエジプト代表MFモハメド・サラーを称賛したコメントを3日、同クラブの公式HPが伝えている。

 サラーは、ローマからクラブ史上最高額の4200万ユーロ(約52億円)に加え、パフォーマンス次第で最高800万ユーロ(約10億円)が追加される移籍金でリヴァプールに加入。初出場から5試合で3ゴールを記録するなど、順調なスタートを切った同選手について、ミニョレが次のようにコメントした。

「彼はチェルシーに在籍していたこともあったから、プレミアリーグのことはすでに知っていた。彼はとても素早い選手だが、強さもあって、フィジカルの争いからは避けながらデュエルに勝つことが出来る。ローマでの素晴らしい時間を過ごして、自信を持ってプレミアリーグに戻ってきたのは誰の目に見ても明らかだと思う。これからもチームに違いをもたらしてくれることを期待しているよ」とサラーを称賛した。

 さらに、リヴァプールは新シーズンの最初の5試合で合計14ゴールを決めるなど、好調なスタートを切った攻撃陣。サラーとセネガル代表FWサディオ・マネなどがその中心を担っているが、ミニョレは守備の向上にも彼らが必要だと思っているようだ。

「サラーとマネのスピードは、僕たちにとってとても大事だよ。スピードは、トレーニングだけで成長するものではないと思う。彼らにはそれがあるから、僕たちは使うことが出来るね。そして、彼らは攻撃だけでなく、守備の時にもハードワークしてくれている。それは、僕たちの助けになっていて、場合によってはそれがウィングの選手にとって一番大事なことだったりもする」と話し、以下のように続けた。

「もちろん、誰もがたくさんチャンスを作って、ゴールを決めるところをみたいと思っている。だけど、ディフェンスの一人としてチームを助けることも重要だね。そして彼らは、それをしてくれるからいつも感謝しているよ」と語った。

 リヴァプールは9日に行われるプレミアリーグ第4節で、マンチェスター・Cとアウェイで対戦する。

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