2017.09.03

モウリーニョ監督がキーパーに!? ロンドン火災支援試合で大立ち回り

モウリーニョ
モウリーニョ監督が支援試合で大活躍! [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 “スペシャル・ワン”と自ら称するマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が“ナンバー・ワン”のポジションでプレーし、会場を沸かせた。

 6月14日に発生した、ロンドンのケンジントン地区にあるグレンフェル・タワーでの火災事故への寄付を募るチャリティーマッチが2日に行われた。元イングランド代表FWレス・ファーディナンド氏と元同国代表FWアラン・シアラー氏がそれぞれ率いるチームに、サッカー関係者だけでなく、イギリス出身の歌手オリー・マーズさんやオリンピック陸上の5000メートル、10000メートルで金メダルを獲得したモー・ファラーさんら著名人が参加した。

 1-1で迎えた63分、モウリーニョ監督は元イングランド代表GKデイヴィッド・ジェームズ氏に代わって登場し、そのままGKに入る。大歓声に迎えられたモウリーニョ監督は相手コーナーキックに飛び出してパンチングを見せ、早速会場を盛り上げる。直接の65分にゴールキックを得たが、ボールパーソンから貰ったボールをポイっと投げ返してしまう。その後もプレーを再開する振りをして給水するなど、1分間ほど遅延行為を行ってイエローカードを受ける完璧な立ち上がりを見せた。

 GKとしてプロで活躍した父を持つモウリーニョ監督(自身の現役時代はMF)がボールを蹴る度に歓声が沸き、軽快なセービングを見せていたが、85分に失点してしまう。モウリーニョ監督はオフサイドだと鬼のような形相で審判に詰め寄るが、判定は覆らない。試合は2-2で終了し、PK戦に突入した。

 ABBAルールで行われたPK戦でもGKを務めたモウリーニョ監督。自身も3人目のキッカーとして、きっちり沈めたものの、オフサイドが認められ無かった不満からかぶすっとした表情を崩さない。5人目のキッカーが蹴る前にはグローブを観客席の子供にプレゼントしたモウリーニョ監督は結局1人も止められず、敗れてしまった。

 試合後、インタビューに応えたモウリーニョ監督はピッチに入った瞬間の歓声を期待していたかと問われると、試合中の無愛想な表情から一転、「イェー」とにんまり。「イエローカード? カードは問題ではないが、2点目のゴールは明確なオフサイドだった」といつものモウリーニョ節を炸裂させる(実際は明らかなオンサイド)。続けて「審判は『引き分けでPK戦という脚本なんだ、すまない』と言ってきた」とジョークを畳み掛けた。

 試合の意義に話が及ぶと、「こういう試合にはお楽しみが必要だった。犠牲者や被害に会った人々に少しでも幸せをもたらすため、何か違うことをしたくて、この決断をした。普段は監督だからプレーしたかった」と明かしたモウリーニョ。しかし最後には「PK戦にするつもりはなかったんだが…。これでまた私のPK戦での記録が悪くなった。10戦9敗だ」とぼやいて回りを笑わせた。

 犠牲者数は80人以上にも上るというこの火災事故。試合の80分には生還者4名と消火に当たった消防士2名がピッチに立ち、この日一番の歓声を受けた。この日のチケット収益、及びインターネットを通じた募金は支援団体に集められた後、すべての被害者に届けられるそうだ。

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