スペイン代表FWジエゴ・コスタのチェルシー放出が間近に迫っている。当初は古巣であるアトレティコ・マドリードへの復帰が噂されていたが、フランス方面からも関心が報じられた。
D・コスタは昨シーズン、プレミアリーグ35試合出場22ゴール8アシストをマークし、エースとしてチームを牽引。しかし、指揮官であるアントニオ・コンテ監督との確執が報じられると、アトレティコ・マドリードから獲得の打診が届いた。放出は既定路線だと報じられていたが、母国であるブラジルに帰国してしまったため、交渉が滞っているというのが現実である。
イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、D・コスタ獲得に興味を示しているのはモナコと、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユだ。モナコは、フランス代表FWキリアン・ムバペの後釜として同選手を狙っている。一方、マルセイユの会長であるジャック・アンリ・エイロー氏は獲得の噂に言及。「私は彼のキャラクターが好きだ。ピッチ上で猛々しくプレーする姿は好意を持てるし、マルセイユにきっと合うはずだ」とコメントした。
本命のアトレティコ・マドリードは、これまでに2600万ポンド(約36億円)のオファーを提示したが、チェルシーに却下されている。