トッテナムに呪い? 監督は否定も…ウェンブリー開催直近10試合で8敗

トッテナム

ウェンブリー・スタジアムで勝てないトッテナム [写真]=Getty Images

トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、ウェンブリー・スタジアムについてコメントした。20日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 トッテナムは、新スタジアム建設のため、昨シーズンまで118年間ホームスタジアムとして使用していたホワイト・ハート・レーンを取り壊した。それにより、今シーズンのホームゲームは全てウェンブリー・スタジアムでの開催となる。しかし、同クラブは同会場での戦績が良くない。

 昨シーズン、ウェンブリー・スタジアムをホームスタジアムとして5試合の試合が開催されたものの、1勝1分3敗とわずか1勝しかできなかった。さらに直近10試合でも8試合で敗戦を喫している。

 これは、昨シーズンホワイト・ハート・レーンで行われたリーグ戦全19試合で17勝2分と無敗で終わったことと比較すると明らかに相性が悪く見える。このことから、ウェンブリーでは、呪いがかかっているとも揶揄されているトッテナム。20日に行われたプレミアリーグ第2節のチェルシー戦も1-2で敗れてしまった。

 このことについてポチェッティーノ監督は「お願いだから、ウェンブリーの呪いについて話すことはやめないか。今日の試合を見たら分かっただろう?もし、あなたがサッカーを好きで、もう一度試合を見直せばウェンブリーに何も問題はないことはすぐ分かるだろう」と呪いなどは無いとコメントした。

 続けて「我々は得点を決めるためのチャンスはたくさん作ることが出来た。しかし、これはフットボールだ。彼らはゴール前で落ち着いていたことは認めなければならない。チャンスは作ることが出来たが、点は決められなかった。しかし、これはシーズンの始まりでまだまだシーズンは長い。我々は今日のようにプレーすれば、将来はたくさん勝てると思うよ」と語った。

 最後に「ウェンブリーは本当に関係ない。しかし、皆がなぜそれについて話しているかは理解している。だが、試合に負けたのはそのせいではないと思っている。ウェンブリーは世界の中でも最高なスタジアムの一つだ」と改めてウェンブリー・スタジアムのせいではないことを強調した。

 次節トッテナムは、27日にホームでバーンリーと対戦する。

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