チェルシーからレンタル移籍したMFピアゾン…骨折の重傷で長期間の離脱

ピアゾン

レンタル先で負傷してしまったピアゾン [写真]=Getty Images

 チェルシーからフルアムにローン移籍しているブラジル人MFルーカス・ピアゾンが、火曜日に行われた試合で負傷した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が16日付で報じている。

 15日に行われたチャンピオンシップ第2節。リーズと対戦したフルアムは35分、ピアゾンが相手選手と接触し、途中交代していた。試合後にスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督が重傷を認めている。

「ピアゾンのケガにひどく落胆している。おそらくひ骨か足の骨折だろう。とても悪いケガで、長期間の離脱になると思う。不運であると割り切るか、あのタックルは普通に起こるものと認めるかのどちらかしかない。ただ、審判から聞いたことはとてもがっかりするものだった。『これがイギリスのサッカーで、なんの問題もない』と言っていたよ。今年で49歳になるが、こんなひどい答えを聞いたのは初めてだ」

 チェルシーでの出場機会獲得に意欲を燃やしていたピアゾンだったが、アントニオ・コンテ監督の眼鏡にかなうことはなく、フルアムへレンタル移籍。開幕戦のレディング戦で1ゴールを記録し、覚醒を期待された矢先の出来事だった。また、同じくチェルシーからフルアムへレンタル移籍したチェコ代表DFトーマシュ・カラスはその開幕戦で、開始39秒でレッドカードを受け退場している。

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