サンダーランド監督、暴言連発のMFに苦言「自分でキャリアを台無しにした」

グレーソン

暴言を連発したギブソンに対し厳しい言葉を投げかけたグレーソン監督 [写真]=Getty Images

 サンダーランドに所属するアイルランド代表MFダロン・ギブソンが所属チームと同僚選手を放送禁止用語を交えた暴言を連発し、批難したビデオが出回った騒動について、同クラブの指揮官を務めるサイモン・グレーソン監督が苦言を呈した。イギリス紙『デイリーエクスプレス』が3日付で報じている。

 親善試合でセルティックとの試合に0ー5と大敗を喫した後、ギブソンがサポーターと会話をする中で発生した今回の騒動。撮影された動画の中には同選手が酒に酔い、自身と比べてサッカーに対する姿勢が欠けているという旨を放送禁止用語を交えながら批判している様子が映っていた。

 この騒動についてグレーソン監督は、「最終的に彼には多額の罰金が科されることになるだろう。彼は自分で自分のキャリアを台無しにした。彼の評判はある程度まではっきりしただろう。彼のような経験豊富なプレーヤーがこのような間違いを犯すことは残念だ」と、激しく批難した。

 しかし、同監督は「私たちはあれから連絡を細かく取り合っているよ。クラブが選手を助ける時というのはまさに今のような状態のことを言うのだろう。サッカー選手の中にはアルコールによる問題を抱える選手もいるが、彼にはそのような問題はないと確信しているよ。もう二度とあのようなことが起こることはない」と、選手をサポートしていく意向を明らかにした。

モバイルバージョンを終了