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コンテ監督、試合中の“パフォーマンス”を自重か「衰えを感じている」

2017.07.29

チェルシーを指揮するコンテ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、お馴染みとなっているタッチライン際のパフォーマンスを減らそうとしている。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が28日付で報じた。

 昨シーズン、チェルシーでの初挑戦を迎えたコンテ監督は、ユヴェントスやイタリア代表で見せていた“パフォーマンス”を披露。ベンチを飛び出してピッチの近くまで身を乗り出し、身振り手振りを踏まえて選手に指示を出す。ゴールが決まれば飛び跳ねて喜ぶ。1年目にしてプレミアリーグ優勝を果たしたことも相まって、この一連の動作がファンの心をつかんで離さない。

 しかし、コンテ監督も7月31日で48歳の誕生日を迎える。試合の日にたくさん“パフォーマンス”をすると体力を使い切ってしまうという。「将来的にあれを続けるのは、とても難しいことだとわかっているよ、なぜならタッチライン際で情熱を爆発させるからだ。あれをやるには強くなくてはいけない」と冗談交じりに応えた。

「本当なんだ。試合が終わった後、いつも私は疲れ果てている。だいたい2、3kgくらいは減ってるんじゃないかな。試合中は何があろうと控えにいる選手達と座っていようと心がけているんだけどね」とコメント。

 続けて、「最近は体力の衰えを感じているよ。多分、もっと自分自身をコントロールしなくてはいけないんだろうね」と言及したコンテ監督。「もし選手を見たら自分の情熱を示したくなるんだ。戦う意志は心を躍らせ、足を前に出させ、難しいいことを成し遂げるために必要だ」と、あの行動は戦う姿勢を見せるためのものだと明言している。

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