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リヴァプールの若手MFスチュワート、ハルへの移籍でクラブ間合意か

2017.07.20

移籍が迫ると報じられているスチュワート [写真]=Getty Images

 リヴァプールのイングランド人MFケヴィン・スチュワートのハルへの移籍が間近に迫っているようだ。地元紙『リヴァプール・エコー』が19日に報じている。

 同メディアによると、スチュワート売却に際してリヴァプールはボーナス込みで800万ポンド(約12億円)の移籍金でハルとのクラブ間合意に達した模様で、それを受けて選手本人も香港で行われているチームのプレシーズンツアーから帰国した。残るは個人条件についての交渉と、メディカルチェックのみとなっているようだ。

 2014年にトッテナムからフリーでリヴァプールに加わったスチュワートは、3度のレンタル移籍を経て2016年にトップチームでの公式戦デビューを果たす。主にヨーロッパリーグ(EL)を睨んで主力が休養する試合にて出場機会を与えられると、守備的な中盤の選手としてプレミアリーグの舞台でも存在感を発揮。ユルゲン・クロップ監督も彼の才能を高く評価しており、これまでもスウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチ、ブライトン、ニューカッスル、アストン・ヴィラといったクラブからの獲得オファーを断ってきたようだ。

 昨シーズン前には実戦経験を積ませるために多くの若手がレンタルに出されたが、23歳のスチュワートはトップチームの戦力として期待されリヴァプールに留まった。しかし、リーグ戦では序盤の4試合に途中出場したのみで、ベンチにすら満足に入れない状況が続いてしまう。結果としてU-23のチームを主戦場とすることになり、今夏の放出候補の一人とみなすメディアもあった。

 ここまでリヴァプールのトップチームで公式戦20試合に出場し、昨年11月には新たな5年の契約を締結したばかりのスチュワートだったが、継続的な出場機会を求めてクラブを去ることになりそうだ。

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