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チェルシー移籍のモラタ、レアル愛を強調…将来の復帰は「もう難しい」

2017.07.20

チェルシー移籍が合意に達し、レアルへの思いを語ったモラタ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードからチェルシーへ移籍することで合意に達したスペイン代表FWアルバロ・モラタが、メディアの前で口を開いた。19日付けのスペイン紙『アス』が伝えている。

 レアル・マドリードのプレシーズンツアーに帯同していたモラタは、滞在先のロサンゼルスで取材に対応。今回の移籍について、「チェルシーは何年も前から僕のことを欲してくれていたし、(アントニオ・コンテ)監督はコンスタントに連絡をくれていた。だからこそ、僕は幸せを感じているよ」と喜びを語った。

 またレアル・マドリードでのプレーについては、「2度目の在籍中には4つのタイトルを勝ち取ることができたし、失望というものは全くない」とコメント。「チェルシーと対戦する時以外は、必ずレアル・マドリードを応援していくよ」と続け、下部組織時代から所属する同クラブへの愛着が揺るがないことを明らかにした。モラタは2014年夏にユヴェントスへ移籍し、同年にスペイン代表デビュー。2年間の所属でセリエAとコッパ・イタリアの連覇を果たした後でレアル・マドリードに復帰している。

 しかし、将来的にレアル・マドリードに復帰する可能性については、「3度目の所属の実現はもう難しいことだ。今は考えてもいないよ」と語り、ユヴェントスからレアル・マドリードに復帰した昨夏のような出来事が再び起きる可能性は低いとの見解を示している。

 一方で、レアル・マドリードでのチームメイトとの今後に関しては、「彼らとのコミュニケーションは続いていくだろう。彼らは友人なんだ」と良好な関係を続けていくことを明言。また、「大きな感謝と今シーズンの健闘を祈っていることを伝えた」と、ジネディーヌ・ジダン監督に感謝の言葉を贈ったことも明かしている。

 モラタの移籍については両クラブが19日に正式発表。クラブ間合意に到達し、個人条件の合意とメディカルチェックを経て、正式に移籍が決まる見通しだという。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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