トッテナム移籍が噂されるバークリー [写真]=Getty Images
イングランド代表MFロス・バークリーがトッテナム移籍に近づいている。イギリスメディア『インディペンデント』が16日付で報じた。
トッテナムは今夏の移籍市場でバークリーを獲得するための準備を進めている。バークリーの移籍金に関してトッテナムとエヴァートンは合意に至ってないが、エヴァートン側が2018年で契約が切れるバークリーを今夏に売ることを決めたため、ここに来て移籍話が急速に加熱した。
トッテナムの指揮官であるマウリシオ・ポチェッティーノ監督はバークリー獲得を熱望しており、イングランドで最も素晴らしいタレントであると考えているようだ。同クラブのダニエル・リーヴィー会長はこれまでにバークリー獲得のため資金を捻出してきたが、エヴァートンが要求する5000万ポンド(約73億円)の価値をバークリーに見出せずにいた。
だが、移籍市場が閉まる前までには交渉が完了する可能性が十分にあるとした同メディア。その理由は、エヴァートンは来夏になればバークリーをフリーで放出しなければいけない、それはエヴァートンとしても避けたいと予想。さらにトッテナムは、イングランド代表DFカイル・ウォーカーをマンチェスター・Cに5000万ポンドで放出、この資金をバークリー獲得に充てれば実現可能とした。
また、エヴァートンはすでにオランダ代表MFダフィ・クラーセンと契約。続いてアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンの獲得にも近づいており、バークリーの居場所はなくなりつつある。ロナルド・クーマン監督はバークリーを来季の構想には入れておらず、エヴァートン側が移籍金を引き下げる可能性もあると報道。
トッテナムはバークリー以外にもポルトガル代表DFリカルド・ペレイラも狙っていたが、契約解除金として2500万ユーロ(32億円)を要求されることに二の足を踏んでいるという。