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シャビ、ベジェリン獲得に動いた古巣バルサに不満「一度出て行った選手なのに…」

2017.07.14

現在はアル・サッドでプレーするシャビ [写真]=Getty Images

 かつてバルセロナで活躍したアル・サッドの元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスは、アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンの獲得を目論む古巣の考えが理解できないようだ。13日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 現在22歳のベジェリンは、2011年に8年間在籍したバルセロナを離れ、アーセナルに移籍した。バルセロナのエルネスト・バルベルデ新監督は、プレミアリーグでも有数の右サイドバックに成長した同選手の獲得に興味を示していたが、同クラブは13日に同じポジションをこなすポルトガル代表DFネルソン・セメドを獲得することでベンフィカとクラブ間合意に至っている。

 セメドの加入内定によって、ベジェリン獲得の可能性は低くなったものの、シャビは古巣がベジェリンの獲得を検討したことに疑問を投げかけているようだ。

 同選手はスペイン紙『スポルト』のインタビューで、「ベジェリンのプレーはそれほど見たことがないけれど、個人的には一度クラブを出て行った選手を再び獲りに行くのは理解しがたい」とコメント。さらに「確かに活躍はするかもしれない。でも自分がクラブの上層部なら絶対に獲得しない。なぜ10代後半で、バルセロナから離れるんだ? 全くもって分からないね。一度ここを離れる決断を下したのなら、もう戻ってくることはできない」と、若くしてクラブを離れた選手たちの“出戻り”に難色を示している。

 今夏すでに、エヴァートンに所属していたスペイン代表MFジェラール・デウロフェウの買い戻しオプションを行使したバルセロナ。しかし、カンテラ時代から24年間にわたって同クラブでキャリアを築いてきたシャビは、最近のトレンドについて苦々しく思っているようだ。

(記事/Footmedia)

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