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ロンドンのマンション火災現場に駆けつけた選手…「住んでる人たちを知っていた」

2017.06.29

ロンドンの火災現場を訪れたムアニ[写真]=Newcastle United Getty Images

 14日、ロンドンのケンジントン地区にあるグレンフェル・タワーで火災が発生した。70名以上の人が被害に遭った。とある選手が事件現場に駆けつけたという。イギリス紙『ミラー』が29日付で伝えている。

 ニューカッスルに所属するイングランド人FWヤシン・ベン・エル・ムアニは両親が住むロンドン西地区で休暇を楽しんでいたが、24階建てのグレンフェル・タワーが燃えているのを見たという。すぐに現場を見に行ったムアニは、タワーの近くに行こうとしたがその場で立ち止まることを強要された。

 イギリスメディア『スカイニュース』のインタビューに応えた同選手は「その場にいたらとても感情的になってしまったよ。何が起こっているか見えているから余計にね」と述べると、「普通でいられなかった。あの時、あの場所で起こっていることをこの目で見ても信じられなかった」とコメント。

 その後、残された生存者のためにムアニは水と食料、さらに衣服を提供した。「僕とほかの若い人たちは、被害者を助けるために水と食料を買ったんだ。それからたくさんの洋服も彼らにあげたよ。なぜなら彼らは自分の持っているすべてを焼かれてしまったのだから」

 ロンドンのシェパーズ・ブッシュで生まれたムアニは、当時グレンフェル・タワーで生活していた人を知っていたという。

「僕は昔あのあたりに住んでいたんだ。僕はあそこに住んでいた人たちを知っていた、あそこはモロッコのコミュニティがあるからね。モスクに行く時はいつでもあのビルに住んでいる人たちを見るんだ」

 ムアニは最後に、サッカーが被害者を救ってくれることを祈った。「僕はサッカーが彼らの痛みを和らげてくれることを願っている。そして僕の心とプレーでそれを示したいと思う」と未来に向けての希望を口にしている。

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