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元スペイン代表のアルベロアが現役引退を発表「さよならを言う時が来た」

2017.06.24

レアル・マドリードで活躍したアルベロア [写真]=NurPhoto/Getty Images

 今シーズンまでウェストハムに所属していた元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアが現役引退を表明した。同日付のスペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。

 アルベロアは同紙の独占インタビュー内で「フィジカル的にはプレーを続ける自信があったが、さよならを言う時が来たようだ」と現役引退の意向を明かした。また、「レアル・マドリードは僕の心のクラブだよ。自分から仕事を要求するつもりはないけど、チームのために何かをする準備はできている」とコメントし、将来レアル・マドリードで仕事をする可能性があることをほのめかした。

 アルベロアは1983年1月17日生まれの34歳。レアル・マドリードの下部組織出身の同選手は、2004-05シーズンにトップチームデビューを果たした。しかし、レアルでは出場機会に恵まれず、2006年の夏にデポルティーボに移籍した。その後2007年1月にリヴァプールに移籍して頭角を現すと、2009年の夏に古巣であるレアルへと復帰した。レアルでは7シーズンを過ごし、リーガ・エスパニョーラ優勝や2度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、大きくチームに貢献した。2016年の夏にウェストハムに移籍したが、出場機会には恵まれず、今シーズン限りでの退団が発表されていた。

 また、スペイン代表として2008年にデビューを果たしたアルベロアは、2008年と2012年のユーロや2010年の南アフリカ・ワールドカップのメンバーに選出され、両大会の制覇に大きく貢献した。

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