FOLLOW US

蘭代表デパイ、ラッパーとしてデビューへ…古巣マンUのファンは酷評

2017.06.21

ラッパーとしてデビューすると見られているデパイ [写真]=Getty Images

 リヨンに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイが“ラッパー”としてデビューを果たすようだ。20日付のイギリス紙『デイリー・スター』が報じている。

 2015年夏に推定2500万ポンド(約35億円)の移籍金でPSVからマンチェスター・Uに移籍し、名選手たちが背負ってきた伝統の背番号「7」を与えられたデパイ。しかし、プレミアリーグでは33試合出場2ゴールという物足りない成績に終わり、今年1月にリヨンへの完全移籍が決まった。移籍後はリーグ・アンで16試合出場5ゴールを記録。復活の兆しを見せている。

 デパイは20日、自身のインスタグラムを更新。「金曜日、ネットで公開」というコメントとともにアップされた動画には、スパルタク・モスクワに所属するオランダ代表FWクインシー・プロムスと一緒にラップを歌う姿が収録されており、23日にもオンライン上で曲がリリースされるという。

 サッカーに専念する前には、ラッパーとして生きていくことも考えていたというデパイにとっては、幼いころの夢が実現したことになる。ただし、ファンの評判は芳しいものではなく、匿名掲示板『Reddit』には、「いかにもメンフィスがやりそうなことだ」、「彼らのすべきことじゃない」といった批判が寄せられている模様。また、古巣のマンチェスター・Uのファンからも、「彼がサッカーに集中しているという知らせだったらよかったのに、手放して正解だった」といった手厳しい意見を浴びているようだ。

 ロイストン・ドレンテ氏など、以前にも元オランダ代表の面々がラッパーとしての活動を始めたケースは少なくない。いずれも“未完の大器”で終わっているが、デパイもまた先輩たちと同じ道を歩むことになるのだろうか。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO